beacon

“衝撃ハット”の尚志FW染野、立正大淞南FW藤井、大津MF大竹が大会得点王に

このエントリーをはてなブックマークに追加

5得点で大会得点王を獲得したFW染野唯月(尚志高、左)、FW藤井奨也(立正大淞南高、中央)、MF大竹悠聖(大津高)

 第97回全国高校サッカー選手権は14日、決勝戦を終え、全日程を終了した。今大会の個人最多得点は「5」。尚志高FW染野唯月(2年)、立正大淞南高FW藤井奨也(3年)、大津高MF大竹悠聖(3年)の3人が大会得点王に輝いている。

 U-17日本代表の染野は、優勝校・青森山田高との準決勝で“衝撃”のハットトリック。前回王者・前橋育英高戦と帝京長岡高戦ではいずれも決勝点を叩き出し、今大会でブレイクした。

 また、立正大淞南のエースナンバー「17」を背負った藤井は、岐阜工高との初戦で2得点を記録。那覇西高との2回戦では頭、左足、右足で3得点を奪い、大舞台で得点感覚の高さを証明した。

 そして、大竹はSHのポジションながらも得点王を獲得した。1回戦屈指の好カードと目された桐光学園高戦で3得点を記録すると、大分高との2回戦でも2ゴール。抜群の運動量と得点力を持つアタッカーが全国大会で特長を発揮した。

 なお、決勝戦で2得点をマークし、青森山田高日本一の立て役者となったMF檀崎竜孔(3年、札幌内定)は計4得点で4位タイ。決勝で青森山田の優勝を決定づけるゴールを決めたFW小松慧(3年)は、全て交代出場で計3得点を挙げた。また、決勝戦で先制ヘッドを決めた流通経済大柏高CB関川郁万(3年、鹿島内定)も計3得点。小松らとともに得点ランキング7位タイに食い込んでいる。

【得点ランキング】※上位のみ。大会終了時点
1位:5得点
染野唯月(尚志高)
藤井奨也(立正大淞南高)
大竹悠聖(大津高)
4位:4得点
檀崎竜孔(青森山田高)
晴山岬(帝京長岡高)
永田一真(岡山学芸館高)
7位:3得点
山内陸(旭川実高)
小松慧(青森山田高)
熊澤和希(流通経済大柏高)
関川郁万(流通経済大柏高)
中川歩夢(瀬戸内高)

(文 吉田太郎)

●【特設】高校選手権2018

TOP