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出場校チーム紹介:帝京長岡高(新潟)

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帝京長岡高は全国屈指の攻撃力と安定感の高まってきた守備で日本一に挑戦する

第98回全国高校サッカー選手権

帝京長岡高(新潟)

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帝京長岡高写真ニュース

▼全国大会日程
2回戦 3-0 熊本国府高(熊本)
[得点者]田中克幸谷内田哲平晴山岬
3回戦 5-0 神戸弘陵高(兵庫)
[得点者]矢尾板岳斗晴山岬3、川上航立
準々決勝 1-0 仙台育英高(宮城)
[得点者]谷内田哲平
準決勝 1-2 青森山田高(青森)
[得点者]田中克幸
■出場回数
2年連続7回目
■過去の最高成績
8強(12、18年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場5回
■監督
古沢徹
■主将
MF谷内田哲平(3年)
■今季成績
[総体](県4強)
県準決勝 3-3(PK3-5)日本文理高
[リーグ戦]
プリンスリーグ北信越優勝(12勝3分3敗)

■予選成績
3回戦 4-0 長岡大手高
4回戦 11-0 東京学館新潟高
準々決勝 5-0 新潟工高
準決勝 4-0 北越高
決勝 1-0 日本文理高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-5-1]

      晴山岬
本田翔英       矢尾板岳斗
  谷内田哲平 田中克幸
      川上航立
吉田勇介        酒匂駿太
   丸山喬大 吉田晴稀
      猪越優惟
[決勝メモ] 
 17年度全国8強の日本文理高と18年度全国8強の帝京長岡との対戦となった新潟決勝。序盤はロングボールと前からのディフェンス、FW中林海成(3年)の仕掛けなどで日本文理が押し込む。帝京長岡はなかなかボールを繋げなかったが、MF谷内田哲平主将(3年)のスルーパスなどで流れを変えると、MF田中克幸(3年)とMF矢尾板岳斗(3年)のドリブル突破など波状攻撃を繰り出す。そして、田中の左足ミドルやMF本田翔英(3年)のポスト直撃のシュートなどで相手ゴールを脅かすと後半4分、自陣エンドライン付近から狭いDF間にパスを通しながら前進。敵陣でこぼれ球を拾った田中が十分にタメてからスルーパスを通す。これで抜け出したFW晴山岬(3年)が左足で先制点を決めた。追加点のチャンスを活かせなかった帝京長岡に対し、日本文理はSBからSHへポジションを上げた古俣眞斗主将(3年)の縦突破などから反撃。ゴール前のシーンを作り出したが、CB丸山喬大(3年)やCB吉田晴稀(3年)を中心に封じた帝京長岡が1-0でリベンジを果たした。

MOM:FW晴山岬(3年)
「U-18代表のストライカーが一撃必殺の決勝点」

■予選取材記者(編集部・吉田)チーム紹介
攻撃力は全国屈指。日本一に挑戦

 京都内定の注目の技巧派・MF谷内田哲平主将(3年)と町田内定のU-18日本代表FW晴山岬(3年)、愛媛内定の快足CB吉田晴稀(3年)というJ内定トリオをはじめ、Jクラブからの誘いを断って大学へ進学するU-17日本代表のレフティーMF田中克幸(3年)、U-17日本代表候補のドリブラーMF矢尾板岳斗(3年)、守備の柱CB丸山喬大(3年)、そして実力派GK猪越優惟(3年)と前回大会8強を経験したタレントたちがズラリと並ぶ。
 だが、優勝候補として臨んだプリンスリーグ北信越ではまさかの連敗スタートを喫し、甘さの出たインターハイ予選は準決勝(対日本文理高)で3-3からのPK戦の末に敗退。目標としていた全国制覇のチャンスの一つを逸することになった。それでも、古沢徹監督が「夏以降は責任感を増していったと思います」という3年生は、プリンスリーグ北信越で8月末から6連勝。その間無失点勝利を続けて逆転優勝を飾ったチームは、選手権予選も5試合無失点で1、2年生たちを全国に連れて行くことに成功した。
 ポゼッションをベースに相手の状況を見ながらボールを動かし、バイタルエリアからの華麗な崩しでゴールを奪い取る。“重戦車”MF本田翔英(3年)の縦突破、抜け出しもアクセント。非常に決定力の高い晴山や田中の存在もあり、攻撃力は間違いなく高体連でトップクラスだ。谷内田が「これだけ揃っている世代ってなかなかないと思う」と語るチームは、細かなミスや守備面での綻びも減らして初の4強、そして日本一に挑戦。帝京長岡の先発メンバーの半数以上は同校のグラウンドでトレーニングしている長岡JYFC出身の選手だ。3年間、6年間、それ以上に渡って一緒に磨いてきた技術と判断力を全国で発揮し、魅せて勝つ。
■県予選取材記者(編集部・吉田)注目選手
京都内定、技術力とスルーパスは必見
MF谷内田哲平(3年)
「見る側の意表も突いて来るようなスルーパスはまさに絶品。何気ないパスやボールタッチにもセンスの高さを感じさせる司令塔が強力攻撃陣に息を吹き込む。京都内定」

得点王候補。町田内定のU-18代表ストライカー
FW晴山岬(3年)
「昨年度選手権で4ゴール。今年のプリンスリーグ北信越では17得点で得点王に輝いた。相手DFとの巧みな駆け引きと一瞬のキレで勝負を決めるU-18日本代表ストライカー。町田内定」

愛媛内定の快足CB
DF吉田晴稀(3年)
「入学前から“長岡で一番速い”と言われていた快足CBだ。SBとして愛媛入りを勝ち取ったが、チームでは勝利のためにゴールを守ることに専念する。カバーリングの広さ、速さは秀逸」

■過去の全国大会成績
【18年度 第97回(8強)】
1回戦 6-0高知西高(高知)
2回戦 2-2(PK17-16)旭川実高(北海道)
3回戦 2-1 長崎総合科学大附高(長崎)
準々決勝 0-1 尚志高(福島)
【16年度 第95回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK4-5)徳島市立高(徳島)
【13年度 第92回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK2-3)徳島市立高(徳島)
【12年度 第91回(8強)】
2回戦 3-0 中津東高(大分)
3回戦 4-1 鹿児島城西高(鹿児島)
準々決勝 1-2 京都橘高(京都)
【05年度 第84回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK6-7)明徳義塾高(高知)
【00年度 第79回(2回戦敗退)】
2回戦 2-2(PK4-5)星稜高(石川)

■登録メンバーリスト
1 GK 猪越優惟(3年)
2 DF 酒匂駿太(2年)
3 DF 吉田勇介(3年)
4 DF 吉田晴稀(3年)
5 DF 丸山喬大(3年)
6 MF 川上航立(2年)
7 MF 田中克幸(3年)
8 MF 青山慶紀(3年)
9 MF 本田翔英(3年)
10 FW 晴山岬(3年)
11 FW 矢尾板岳斗(3年)
12 MF 江上陽太(3年)
13 DF 中村蒼(2年)
14 MF 谷内田哲平(3年)
15 FW 石原波輝(2年)
16 DF 小林将司(3年)
17 GK 伊藤聖馬(3年)
18 MF 羽根享佑(3年)
19 FW 葛岡孝大(2年)
20 DF 稲田光佑(3年)
21 GK 青田優斗(1年)
22 DF 三宅凌太郎(1年)
23 MF 上野一心(2年)
24 MF 鈴木遼平(3年)
25 MF 中村太一(1年)
26 MF 三橋賢人(2年)
27 FW 三ツ木陽人(3年)
28 MF 吉原宏顕(1年)
29 MF 松村晟怜(1年)
30 MF 藤生悠斗(3年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2019

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