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群馬は前橋育英の連覇が6でストップ!王者撃破の桐生一、前橋商、高崎経済大附などが準々決勝へ

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桐生一高が宿敵・前橋育英高を破って群馬準々決勝へ

 第99回全国高校サッカー選手権群馬県予選は18日、3回戦を行い、6連覇中の王者・前橋育英高が敗れた。

 同じくプリンスリーグ関東に所属する桐生一高と対戦した前橋育英はこの日、神戸内定MF櫻井辰徳をFWで起用。だが、先に3点を奪われてしまう。桐生一は前半10分、MF落合遥斗主将の右FKを2年生MF浅田陽太が合わせて先制。前橋育英は負傷交代のタイミングで櫻井をボランチに落とし、そのスルーパスなどで反撃したが、桐生一はハイプレスを継続して相手に自由を与えない。

 そして、速攻とボールを保持する巧さも見せる桐生一は前半アディショナルタイム、FW入澤祥真が胸トラップからの左足ボレーを決めて2-0。さらに後半立ち上がりには、落合の左CKをファーサイドの2年生MF金沢康太が押し込んで3点目を奪う。

 前橋育英は後半20分、FW鈴木雄太のスルーパスからFW中村草太が決めると、両ワイを中心とした分厚い攻撃で桐生一ゴールに迫る。だが櫻井の右足シュートがポストを叩いたほか、システムを4バックに切り替えて守る桐生一からなかなか2点目を奪うことができない。相手のセットプレー、速攻からピンチを作られながらも凌いだ前橋育英は後半終了間際、鈴木が左足でゴール。だが、リードを守った桐生一が3-2で勝利している。

 県新人戦優勝の高崎経済大附高は、利根商高に1-0で勝利。12度目の全国出場を狙う前橋商高は安中総合高に7-1で勝った。県新人戦4強の常磐高は186cmFWアシファの先制点などによって藤岡工高に5-0で快勝。同じく新人戦4強の共愛学園高と新島学園高、前橋高、伊勢崎工高が25日の準々決勝へ進出している。

【群馬】
[3回戦](10月18日)
高崎経済大附高 1-0 利根商高
新島学園高 4-0 東京農大二高
前橋高 1-0 前橋東高
館林高 2-3 共愛学園高
常磐高 5-0 藤岡工高
前橋育英高 2-3 桐生一高
伊勢崎工高 0-0(PK8-7)沼田高
安中総合高 1-7 前橋商高

[準々決勝](10月25日)
高崎経済大附高 - 新島学園高
前橋高 - 共愛学園高
常磐高 - 桐生一高
伊勢崎工高 - 前橋商高


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