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交代出場のMF中山が2G1A!主将MF寺崎も復活の佐賀東が延長3発で全国へ

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佐賀東高が3年ぶりの全国へ

 第99回全国高校サッカー選手権佐賀県予選は7日に決勝を行い、佐賀東高が3年ぶり11回目の全国大会出場を決めた。

 過去2大会連続で敗れている龍谷高と対戦した佐賀東は序盤、敵陣でインターセプトしたMF吉田陣平(2年)が抜け出して決定的な右足シュート。今大会7ゴールのエースFW小屋諒征(3年)らがゴールを目指した佐賀東に対し、龍谷はGK又吉春太(3年)の好守などで対抗する。

 そして、FW松尾亮汰(3年)のシュートなどで攻め返した。互いに譲らず迎えた後半36分には、巧みにDFをかわした龍谷MF荒牧樹が決定的な右足シュートを放つもクロスバーをヒット。先制することができない。

 試合は0-0のまま延長戦へ突入。その前半終了間際、佐賀東が鮮やかなパスワークから先制点を奪う。1タッチを交えたパス交換から、最後は怪我から復活し、交代出場したMF寺崎朋範主将(3年)がスルーパス。これを2年生MF中山琉稀が右足でゴールへ流し込んだ。

 さらに延長後半2分、佐賀東は寺崎の素晴らしい展開から中山が右クロス。中央でボールを受けた小屋が落ち着いてDFを外してから右足シュートを叩き込んだ。そして5分には、左サイドでボールを持った吉田がギャップを突く斜めのスルーパス。これをファーサイドで受けた中山が右足で決めて勝負を決定づけた。


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