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出場校チーム紹介:初芝橋本高(和歌山)

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昨夏全国8強の初芝橋本高。まずは初戦突破に集中する

第99回全国高校サッカー選手権

初芝橋本高(和歌山)

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初芝橋本高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 1-3 帝京大可児高(岐阜)
■出場回数
3年ぶり16回目
■過去の最高成績
4強(95年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ準優勝(06年)、同出場16回、全日本ユース(U-18)選手権4強1回(06年)
■監督
阪中義博
■主将
FW樫村宝(3年)
■今季成績
[リーグ戦]
スーパープリンスリーグ関西14位(Aグループ、6敗)
順位決定戦 0-2 大阪産大附高(大阪)
[新人戦](県優勝)
決勝 4-0 和歌山北高
■予選成績
3回戦 9-0 笠田高
準々決勝 2-0 田辺高
準決勝 3-0 和歌山南陵高
決勝 4-2 近大和歌山高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-4-2]

    前田拳志  樫村宝

西淵啓斗         大影朋輝
    大西恒輝 新井聖斗

瀬浦翔大         植仲一樹
    尾崎功燿 七星優斗

      藤澤周弥

[決勝メモ] 
 近大和歌山高との決勝は撃ち合いとなった。初芝橋本は前半16分、FW樫村宝主将(3年)が絶妙なトラップから右足で豪快な先制ゴール。27分には樫村が自ら獲得したPKを右足で決めて2-0とする。初芝橋本は30分にもMF西淵啓斗(3年)が左足シュートを叩き込んで3点目。後半にも左SB瀬浦翔大(3年)のクロスをMF大影朋輝(3年)が左足ダイレクトで合わせて4点目を奪う。近大和歌山もFW藤木皇成(2年)の連続ゴールによって2点差としたが、初芝橋本が4-2で勝ち、3年ぶりの全国切符を勝ち取っている。
MOM:FW樫村宝(3年)
「逞しいプレー見せ、2ゴール」

■予選取材記者(前田カオリ氏)チーム紹介
「前へ」の姿勢見せ、まずは初戦突破
 和歌山大会を3年ぶりに制した初芝橋本。和歌山大会決勝後に阪中義博監督が涙を流したのは「今年は苦しい時間が長かったので、できるはずだと信じていたことをようやく選手たちがしっかり示してくれた」からだ。今年よりプリンスリーグ関西にも復帰し、スーパープリンスリーグ関西を戦ったが、C大阪U-18との開幕戦で大きな点差をつけられる厳しいスタート。リーグ戦では、望むような結果を得ることができなかった。
 とはいえ、最終節の興國高戦では、惜しくも終盤に失点を許したものの、攻守ともに開幕戦からは見違えるほど向上。ゲーム内容は、試合を重ねるごとに成長させてきた。和歌山大会決勝では、その苦しいリーグ戦の中で積み重ねてきたことが実り、初芝橋本らしいハードワークと素早い攻撃展開で4ゴールを挙げた。
「今年は離れている期間があったので、より強く『みんなで』という想いが強い」と話していたキャプテン・樫村宝(3年)。和歌山大会では、「応援してくれている選手たちも含めた全員で戦おうという気持ちの強さを証明できた」と振り返っている。全国に行っても「みんなで」戦うことはもとより、昨年のインターハイで全国大会の経験がある樫村、MF西淵啓斗(3年)、MF大影朋輝(3年)、DF尾崎功燿(3年)を中心に、和歌山大会で示したような「受け身になるのではなく、前へ」(樫村)という姿勢を見せたい。
 初芝橋本としては16回目、阪中監督が指揮を執るようになってからは7回目の選手権出場になるが、第89回大会以降は初戦を突破できていない。インターハイで勝ってはいても、やはり「選手権での勝利を挙げたい」(阪中監督)。まずは1勝を挙げて、その先の目標への道を切り拓く。
■予選取材記者(前田カオリ氏)注目選手
冷静沈着なキャプテン
FW樫村宝(3年)
「いつも冷静沈着、責任感をもってチームを率いるキャプテン。準決勝・決勝では、本来持っていた得点力を示したパワーのあるFW」

昨夏全国8強メンバー。攻撃の中心
MF西淵啓斗(3年)
「1年からサイドアタッカーとして活躍してきたが、今季は様々なポジションを経験し、さらに成長。決勝ではシュートセンスも見せつけた」

身体能力の高さ光るストッパー
DF尾崎功燿(3年)
「今年のチームの中では、最も身体能力の高さが光る選手。ヘディングの高さ・強さに加えて、スピードも持ち合わせているCB」

■過去の全国大会成績
【17年度 第96回(2回戦敗退)】
2回戦 0-5 前橋育英高(群馬)
【15年度 第94回(1回戦敗退)】
1回戦 0-4 中京大中京高(愛知)
【14年度 第93回(2回戦敗退)】
2回戦 0-1 前橋育英高(群馬)
【13年度 第92回(2回戦敗退)】
2回戦 2-3 市立浦和高(埼玉)
【11年度 第90回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK4-5)桐光学園高(神奈川)
【10年度 第89回(2回戦敗退)】
1回戦 3-1 丸岡高(福井)
2回戦 0-3 尚志高(尚志)
【06年度 第85回(2回戦敗退)】
1回戦 1-0 利府高(宮城)
2回戦 0-0(PK3-5)丸岡高(福井)
【03年度 第82回(8強)】
2回戦 3-0 国士舘高(東京B)
3回戦 2-2(PK5-4)星稜高(石川)
準々決勝 1-1(PK3-5)滝川二高(兵庫)
【02年度 第81回(1回戦敗退)】
1回戦 2-2(PK2-4)帝京高(東京A)
【00年度 第79回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 山形中央高(山形)
2回戦 0-1 真岡高(栃木)
【99年度 第78回(3回戦敗退)】
1回戦 4-0 室蘭大谷高(北海道)
2回戦 1-0 多々良学園高(山口)
3回戦 2-5 前橋育英高(群馬)
【98年度 第77回(1回戦敗退)】
1回戦 0-2 遠野高(岩手)
【96年度 第75回(1回戦敗退)】
2回戦 1-2 桐光学園高(神奈川)
【95年度 第74回(4強)】
1回戦 8-0 山形中央高(山形)
2回戦 5-1 鹿島高(茨城)
3回戦 2-1 熊本商高(熊本)
準々決勝 3-2 多々良学園高(山口)
準決勝 1-2 鹿児島実高(鹿児島)
【94年度 第73回(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 水戸短大附高(茨城)
■登録メンバーリスト
1 GK 藤澤周弥(3年)
2 DF 甲斐光(3年)
3 DF 松元航志(3年)
4 DF 尾崎功燿(3年)
5 DF 瀬浦翔大(3年)
6 MF 大西恒輝(3年)
7 MF 安藤公揮(3年)
8 MF 新井聖斗(3年)
9 FW 樫村宝(3年)
10 MF 西淵啓斗(3年)
11 MF 大影朋輝(3年)
12 DF 松本凜(3年)
13 DF 西本和馬(3年)
14 FW 前田拳志(3年)
15 DF 植仲一樹(2年)
16 MF 大月志浩(2年)
17 GK 森涼太(3年)
18 FW 門雀佑奎(3年)
19 FW 土手開理(3年)
20 MF 坂口歩夢(2年)
21 DF 七星優斗(2年)
22 FW 酒谷圭太(2年)
23 DF 吉村凌太朗(3年)
24 FW 荻野悟(2年)
25 GK 住友蓮(2年)
26 MF 岡本直大(2年)
27 MF 藤本聖也(2年)
28 DF 岡本卓弥(2年)
29 MF 宇都野京介(3年)
30 MF 片山翔太郎(2年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2020

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