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選手権開幕! 神村学園が前橋商に逆転勝利、優勝候補・昌平は死闘制す…今大会初ハットも:1回戦第1試合

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神村学園高(鹿児島)が逆転で初戦勝利

 第99回全国高校サッカー選手権は31日、1回戦第1試合を行い、神村学園高(鹿児島)、昌平高(埼玉)、東福岡高(福岡)、関東一高(東京B)が2回戦進出を決めた。

 4年連続出場の神村学園は16年ぶり出場の前橋商高(群馬)に2ー1で勝利。開始早々に先制を許した神村学園だが、0-1で前半を折り返すと、後半28分にMF小林力斗(3年)、その5分後にDF下川床勇斗(3年)が決め、逆転に成功。そのまま初戦突破を決めた。

 Jリーグ来季加入内定4選手を擁する優勝候補・昌平と高川学園高(山口)の試合は劇的な展開に。高川学園は前半7分にFW中山桂吾(2年)がセットプレーから得点し、後半29分にはMF清永和暉(3年)が追加点を挙げる。しかし昌平は後半アディショナルタイムに2連弾。MF篠田翼(1年)、MF篠田大輝(2年)がゴールを決め、2-2と試合を振り出しに戻し、そのままPK戦に突入した。PK戦は昌平が8-7で勝利し、初戦の死闘を制した。

 東福岡と桐蔭学園高(神奈川)の好カードは、東福岡が2-0で制す。前半35分にFW日高駿佑(3年)が先制点を決めると、後半2分にも日高が冷静にゴールネットを揺らす。冷静な試合運びで2回戦進出を決めた。

 3年ぶり出場の関東一は初出場・山辺高(奈良)に4-0で快勝。エースのFW笠井佳祐(3年)が今大会最初のハットトリックを達成している。そのほか、那覇西高(沖縄)、大手前高松高(香川)、山梨学院高(山梨)、帝京大可児高(岐阜)が2回戦進出を決めている。

 なお、2回戦は2021年1月2日に行われる。

【1回戦】
(12月31日)
[NACK5スタジアム大宮]
昌平 2-2(PK8-7)高川学園
[昌]篠田翼(80分+1)、篠田大輝(80分+5)
[高]中山桂吾(7分)、清永和暉(69分)


松本国際 14:10 京都橘

[ゼットエーオリプリスタジアム]
関東一 4-0 山辺
[関]笠井佳祐3(44分、64分、76分)、平田晟也(46分)

遠野 14:10 神戸弘陵

[ニッパツ三ツ沢球技場]
前橋商 1-2 神村学園
[前]仲宗根純(2分)
[神]小林力斗(68分)、下川床勇斗(73分)


日大山形 14:10 近江

[フクダ電子アリーナ]
明桜 3-4 那覇西
[明]田村仁志(20分)、田中将太(26分)、佐藤嵐(62分)
[那]金城巧樹(36分)、照屋圭人(42分)、石川元尋(75分)、山川樹(79分)


市立船橋 14:10 佐賀東

[味の素フィールド西が丘]
札幌大谷高 0-1 大手前高松
[大]平田涼也(24分)

丸岡 14:10 ルーテル学院

[浦和駒場スタジアム]
山梨学院 1-0 米子北
[山]加藤豪太(69分)

鹿島学園 14:10 海星

[等々力陸上競技場]
桐蔭学園 0-2 東福岡
[東]日高駿佑2(35分、42分)

星稜 14:10 作陽

[駒沢陸上競技場]
帝京大可児 3-1 初芝橋本
[帝]大森涼2(11分、31分)、糸魚川侃太郎(16分)
[初]七星優斗(34分)


東海学園 14:10 明徳義塾

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