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再び国立に戻る選手権、“最蹴章”再現狙う富山一「王者として最初の国立は優勝したい」

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最蹴章を優勝した富山一(写真協力『高校サッカー年鑑』)

 8年前の再現を――。富山一高のDF渡邊快誠主将は“国立のピッチ”に返り咲くことを誓った。

 「国立最蹴章」というキャッチフレーズの下で行われた2013年度の第92回大会。多くの名勝負が繰り広げられた改修前最後の旧国立競技場で行われる大会として注目を集めた。

 決勝は史上初めて北陸勢対決の対戦となり、富山一高が星稜高を延長戦の末に破り、初の日本一に輝いた。

 主将DF渡邊快誠ら3年生は当時、小学4年生。今年度より再び国立競技場に準決勝以降の開催地が戻ることで、「国立最後の王者として最初の国立は優勝したい」と意識を十分にする。

 今年のチームは「泥臭く、粘り強いサッカーができる。観ている人に応援してもらえるようなチーム」だという。

「どんな相手にも自分たちらしいサッカーをしようと思っていたので堂々と戦いたい」

 “トミイチ”の国立のピッチに向けた戦いは、12月31日の2回戦、フクダ電子アリーナの第2試合となる宮崎日大高戦で幕を開ける。

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