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大久保嘉人氏が選手権決勝で印象に残ったシーンは?「本当に恐いんですけど…」

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決勝で解説を務めた大久保嘉人

 元日本代表FWの大久保嘉人氏が、10日に行われた第100回全国高校サッカー選手権決勝・大津高(熊本)vs青森山田高(青森)で生まれたゴールシーンを称えた。

 同試合では青森山田が前半から攻勢をかけ、大津に4-0で快勝。3年ぶり3度目の優勝を果たすとともに、インターハイとプレミアリーグEASTに続く3冠を達成した。

 大久保氏はこの一戦でゲスト解説を担当。試合後、決勝で印象に残ったシーンを聞かれると、青森山田FW渡邊星来(3年)が決めたチーム4点目を取り上げた。

 渡邊は3-0で迎えた後半33分、左サイドのDF小野暉(3年)が送ったクロスがDFに当たって軌道が変わると、GKの前に飛び込んでヘディングシュート。見事にネットを揺らし、勝負を決定づけた。

 この場面について大久保氏は「センタリングがディフェンスに当たったんですけど、当たったところからキーパーが出てきて。これ、キーパーが出てくるのが見えていると思うんですよ」と解説。「この時って、打つ側は本当に恐いんですけど、そこを恐がらずに突っ込んでいけた。そしてゴールまでつなげたっていうのが素晴らしいなと思いました」と、ストライカー目線で渡邊のプレーを称賛した。

ヘディングでチーム4点目を挙げたFW渡邊星来(写真協力『高校サッカー年鑑』)

勇敢に飛び込んだプレーを大久保嘉人氏が称賛(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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