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[MOM4064]富山一GK辰島尚悟(3年)_小さな守護神の大きな存在感

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by sfida]
[11.3 高校選手権富山県予選準決勝 富山一5-0富山東 高岡スポーツコア]

 165cmの小さな守護神だが、その存在感は誰よりも大きい。「人間性が素晴らしい。キャプテンとして責任感も強い。ピッチ上の監督です」と善本洋輔ヘッドコーチも絶大な信頼を寄せる。富山一高の主将GK辰島尚悟(3年)はこの日も無失点に封じ、チームを決勝へと導いた。

 今年の富山一は堅守が一番の武器だ。夏のインターハイ予選も全5試合無失点で全国大会出場を決めると、主戦場とするプリンスリーグ北信越でも14失点はリーグ最少タイ。今大会もここまで全試合無失点で決勝まで勝ち上がってきている。

 しかし「リーグ戦でも防げる失点はあった。失点は2桁でなく、一桁で終わらせることが出来たと思うので、課題と向き合っていきたい」と話したように、辰島が満足することはない。この向上心がチームメイトや監督、コーチの信頼を集めているのだ。

 今大会でプレーヤーとしてのキャリアに終止符を打つ考えでいる。卒業後はトレーナーを目指し、東京の専門学校に進学する予定だという。「だから悔いのないように、全力を尽くしてやってます」。高校最後の晴れ舞台は、次なるステージへの大きな足掛かりになる。

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(取材・文 児玉幸洋)

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