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[MOM4069]立正大淞南DF西口大稀(2年)_雄叫びを上げ、歓喜の疾走!! 流れを大きく引き寄せた価値ある一撃

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立正大淞南高DF西口大稀(2年)が歓喜の疾走

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by sfida]
[11.5 高校選手権島根県予選決勝 立正大淞南高 3-0 大社高 松江市営陸上競技場]

 開始わずか12秒で先制点を奪った立正大淞南高だが、前半6分にあわや失点というピンチを迎えるなど、どちらに流れが傾くか分からない状態。しかし14分、左CKからDF西口大稀(2年)が2点目を決め、完全に主導権を握った。

 MFダ・シルバ・イゴル・ヤン(3年)が右足でインカーブをかけたCKを蹴った瞬間に「自分のところに来たのが分かった」と振り返る。緩いボールがニアサイドに飛んできたところに走り込み、大社守備陣より前に入ってヘッドで合わせてゴールへ。会心の雄叫びを上げてバックスタンドへ走ると、何度も右拳を突き上げて応援団の歓声に応えた。

 左サイドバックで先発出場すると、高校入学前から「得意だった」というヘッドで攻撃だけでなく、守備でも貢献。何度も相手のハイボールをはね返し、自陣深くまで攻め込まれたときも「苦しい時間帯もありましたが、ベンチのスタッフ陣からの声も聞いて、落ち着いて対応できたと思う」と語る連係の取れた守備で、反撃の糸口をつかませなかった。

 大事な舞台で価値ある働きを見せた西口は「いままでやってきたことを全部、全国の舞台でも発揮したい」ときっぱり。インターセプトやロングキックを持ち味とする2年生DFは、チーム3年ぶり、自身初の選手権でもチームの勝利に全力を注ぐつもりだ。

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(取材・文 石倉利英)

●【特設】高校選手権2022

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