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[MOM4119]広島皆実GK大代初芽(3年)_PK3本ストップ!努力続けて今秋先発奪取の3年生守護神が主役に

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PK戦で3本を止めた広島皆実高GK大代初芽(3年=廿日市FC出身)が歓喜の中心に

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by sfida]
[11.20 選手権広島県予選決勝 広島国際学院高 1-1(PK1-2)広島皆実高 広島広域公園第一球技場]

 48枚目の全国切符をかけた一戦。努力を重ねてチャンスを掴んだ3年生守護神が、主役となった。

 試合は1-1でPK戦に突入。広島皆実高のGK大代初芽(3年=廿日市FC出身)は、「自分を信じてやるしかないな、という気持ちだけでした」。その守護神が広島国際学院高の1人目のシュートを右への跳躍で完璧にストップして見せる。

 直後に広島国際学院GK岡崎翔真(3年)が止め返して0-0。大代は続く2人目のキックも左へ跳んではじき出したが、岡崎も連続セーブで譲らない。重圧のかかる状況。だが、大代は「あくまでタイだったので、自分が落ち着いてやれば良いと思っていました」。3人目のキックもコースを当てて左へ跳ぶとボールはポストをヒット。この後、広島皆実は2-1として5人目を迎える。

 最後まで落ち着いていた。大代はスカウティングを信じて正面のシュートを落ち着いてセーブし、決着。自身初、PK戦3本ストップの大仕事をしてのけた背番号1は、ベンチ方向へ走り出し、チームメートとの抱擁を繰り返した。「(5人目は)真ん中信じて。PKはスカウティングして下さっていて、その通りに跳んだだけなんですよ。スカウティングしてくれたスタッフに感謝です」。大活躍は、チームの見事な分析のお陰でもあった。

 この日はハイボールの処理などが安定せず、ビルドアップのミスもあった。「前半とか自分、硬くて不甲斐ないプレーが多かったので、ちょっとチームに迷惑を掛けてしまったんですけれども最後に報われたので良かったです」。何より、勝てたことにホッとした表情を見せていた。

 広島皆実のGK争いは186cmの注目GK沖野嘉紘(2年)ら熾烈。大代が先発チャンスを掴んだのは夏が明けてからだ。「自分自身が『やる、やる、やる』という気持ちが出過ぎてなかなか上手くいかなかったんですけれども、周りを信じて、周りに優しい声を掛けて、周りを使いながらコミュニケーションを取って行ければ、良い形に持って行けた」。声掛けの変化だけでなく、人一倍の努力も続けてきた。

 広島皆実は朝練習がない。その時間で少しでも差をつけるため、他の選手よりも早く起床し、40分間掛けて自転車で通学。「勝つために必要なことなので 寝る間を惜しんで」朝練習してきたことで成長し、チームからの信頼を得ることができた。

 小熊和人監督は「この(選手権)県大会は3年生に任せると。彼は苦しい思いしてきて。(決勝で)あんな活躍をするとは。普段から頑張っているので神様が微笑んでくれたのかなと」と目を細める。

 大代も「なかなか春夏出れない時期が続いて厳しかったんですけれども、最後まで切れずに腐らずに頑張って来て良かった」と喜び、「ここからまた全国大会始まるんですけれども、リセットだと思うので、ここから守護神争い勝ち抜いて、全国は自分がピッチに立って勝たせられるように頑張ります」と誓った。

「とにかく攻守でチームに貢献して無失点で勝たせるようなプレーをして行きたい」と語る3年生GKは、先発死守のために努力を継続。そして、全国大会で得意とするシュートストップやクロスの反応を発揮して勝利に何度も貢献する。

まずは1人目を右へ跳んでストップ

2本目も完璧な反応で阻止

5人目、意表を突く正面へのキックを冷静に止めた

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(取材・文 吉田太郎)

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