beacon

12年ぶりに選手権に帰ってきた…国見DF上田陽南太「新しい国見を見せられるように頑張っていきたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

国見高(長崎)のキャプテンを務めるDF上田陽南太(3年)

 12年ぶりに選手権に帰ってきた。国見高(長崎)のキャプテンを務めるDF上田陽南太(3年)は「新しい国見を見せられるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 壮絶な一戦を制しての全国行きとなった。13日、創成館高との決勝戦。試合開始早々の前半4分、セットプレーから先制点を奪取し、幸先の良いスタートを切りながらも、前半26分にミドルシュートを叩き込まれて同点に追い付かれてしまう。しかし、延長戦も頭をよぎり始めた後半アディショナルタイム、FW利根悠理(3年)がヘディングシュートで決勝点を奪い、2-1の劇的な勝利で長崎県を制した。

 今年1月、国見を6度の日本一へと導いた小嶺忠敏元監督が逝去。現在指揮を執る木藤健太監督は、小嶺監督の教え子となる。夏の総体、冬の選手権の両大会で、10年度大会を最後に全国大会から遠ざかっていたチームを再び全国の舞台へと導いた。

 初戦の相手は北海高(北海道)に決まった。「強い相手と対戦させて頂けるので、しっかり自分たちのプレーを出していきたい」と意気込むとともに、「7度目の優勝を目指して頑張ります」と史上最多となる7度目の頂点を目指す。


▼関連リンク
●【特設】高校選手権2022

TOP