beacon

初戦の直接対決はゼロ。選手権に日大藤沢の“二刀流”FW森重陽介ら9人のJクラブ内定者が出場。

このエントリーをはてなブックマークに追加

198cmの“二刀流”、日大藤沢高FW森重陽介(清水内定)

 第101回全国高校サッカー選手権には、9人のJクラブ内定選手が出場を決めている。21日に決まった初戦の組み合わせでJ内定選手対決はゼロ。昌平高(埼玉)のFC東京MF荒井悠汰(3年)、東山高(京都)のC大阪内定MF阪田澪哉(3年)、神村学園高(鹿児島)のMF大迫塁主将(3年)を除くと、全て初めての選手権出場となる。

 日大藤沢高の清水内定FW森重陽介(3年)は、選手権予選前に「高校最後の大会ということで、自分もチームも気合入っているので、神奈川をどうしても勝ち抜きたいと思っています」と語っていたが、宿敵・桐光学園高戦で1得点2アシストの活躍を見せるなど全国大会出場に大きく貢献した。

 198cmの特別なサイズとスピード、高精度のキックも併せ持つ大器は、FWとして先発し、リードした後半にはCBとして守りを締めることもある。FWとCBの“二刀流”。「自分は注目されてありがたいですし、自分がどっちもできるというのは本当にウリなので、そこをどんどん発揮していきたいと思っています」と語る森重は、全国大会でも両方のポジションで勝利に貢献することを目指す。

 抽選の結果、初戦の対戦相手は西原高(沖縄)に決定。オンライン抽選会に出席したGK岡本亜鶴主将(3年)は代表インタビューの質問に「神奈川県代表として、また日大藤沢として初の日本一になれるように、部員180人、一体感を持って頑張りたい」と応えていた。エースであり、守備の要でもある森重が、結果を残してその目標達成へ導く。

以下、第101回選手権出場のJリーグクラブ内定選手。(※内定者は11月21日時点)
昌平高
DF津久井佳祐(→鹿島)
MF荒井悠汰(→FC東京)

日体大柏高
FWオウイエ・ウイリアム(→柏)

日大藤沢高
FW森重陽介(→清水)

東山高
MF阪田澪哉(→C大阪)

履正社高
DF西坂斗和(→徳島)
MF名願斗哉(→川崎F)

日章学園高
MF金川羅彌(→宮崎)

神村学園高
MF大迫塁(→C大阪)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2022

TOP