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出場校チーム紹介:帝京大可児高(岐阜)

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帝京大可児高は主軸の復帰と新戦力の台頭で楽しみな大会に

第101回全国高校サッカー選手権

帝京大可児高(岐阜)

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▼全国大会日程
1回戦 0-1 岡山学芸館高(岡山)
■出場回数
4年連続9回目
■過去の最高成績
3回戦(17、20年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ出場7回(最高成績8強)
■予選成績

■都道府県予選準決勝布陣
[4-2-3-1]
      都築桜介

加藤隆成  棚橋奎斗  松本翔暉
  小島清太郎 吉兼伶真

河合龍         増井俊介
   兼松龍玖 原田逸希

      竹内耕平

■予選取材記者(松尾祐希記者)チーム紹介
相次ぐ主力の怪我で団結。新戦力も台頭
 岐阜県勢では91年度まで9連覇を果たした岐阜工高以来、チームとしても初の4年連続の選手権出場となる。近年、県内で安定した結果を残しているが、今季は開幕前から苦難の連続だった。エースのFW永井斗梧(3年)が1月に左膝の前十字靭帯を断裂し、チーム作りの見直しを余儀なくされてしまう。シーズンが始まってからもMF松本翔暉(3年)がプリンスリーグ東海の開幕戦で右の鎖骨を骨折するなど、主力の選手にケガが相次いだ。今夏のインターハイは出場権を得たものの、旭川実高(北海道)に0-1で敗戦。9月以降のプリンスリーグ東海も3勝3敗の五分で決して状態がいいとは言えなかった。だが、そうした状況がチームを一つにする。仲井正剛監督は言う。
「(今年のチームでは唯一昨季からのレギュラー)永井がいれば永井のチームになっていた。昨年からサブに入っていた松本も鎖骨を骨折したり、核にならないといけない選手がこぞって怪我をした。偶然も重なったけど、(主力組に怪我が相次いだので)みんなで戦う形になったと感じる」
 そうした状況下で迎えた今予選は前線の柱を担うFW長谷部希星(3年)が負傷で起用できず、永井も長期離脱から復帰して間もない時期で万全ではなかった。だが、主軸不在の間に経験を積んだFW棚橋奎斗(2年)、MF加藤隆成(1年)が結果を残し、準決勝の美濃加茂高戦ではそれぞれ1ゴールずつを上げて勝利に貢献した。各務原高との決勝でも「力的には加藤に全然引けを取らない」と指揮官が期待を懸けるMF明石望来(1年)が決勝ゴールをマーク。一致団結して掴み取った出場権の価値は大きい。
 永井が万全な状態に戻れば、本大会ではさらなる戦力アップも見込める。ボールを保持しながら攻め込むスタイルをさらに成熟させ、上位進出を果たせるか注目だ。
■予選取材記者(松尾祐希記者)注目選手
ベルナルド・シウバに憧れる仕掛け人
MF松本翔暉(3年)
「スピードに長ける右サイドの仕掛け人。今季は怪我に泣かされたが、夏以降は攻撃の要としてチームを牽引。同じ左利きのベルナルド・シウバ(ポルトガル代表/マンチェスター・C)に憧れており、得意のカットインからゴールに絡む」

得点感覚に秀でた成長株
MF加藤隆成(1年)
「左サイドから勇猛果敢にゴールを狙う1年生アタッカーだ。夏以降にリーグ戦で先発出場の機会を掴むと、今予選はレギュラーとして奮戦。『ゴール前の形を持っている』と指揮官も太鼓判を押すように、得点感覚を武器に全国舞台での活躍を誓う」

復活を遂げた大エース
FW永井斗梧(3年)
「華麗な足技とスピードで相手を翻弄するドリブルが持ち味。10番を背負う今季は春先に大怪我を負い、9月までリハビリに励んでいた。だが、今予選から復帰し、限られた時間で存在感を発揮。最後の最後に間に合ったエースがチームをさらなる高みに押し上げる」

■登録メンバーリスト
1 GK竹内耕平(2年)
2 DF増井俊介(3年)
3 DF兼松龍玖(3年)
4 DF原田逸希(3年)
5 DF堀内祥暉(2年)
6 MF松本翔暉(3年)
7 MF小島清太郎(3年)
8 MF吉兼伶真(2年)
9 FW長谷部希星(3年)
10 FW永井斗梧(3年)
11 MF棚橋奎斗(2年)
12 DF後藤龍斗(3年)
13 MF都築桜介(3年)
14 FW加藤隆成(1年)
15 MF目黒湧将(3年)
16 MF菊池鷹秀(3年)
17 GK加納和真(3年)
18 MF青山幹汰(3年)
19 FW鳥居風賀(3年)
20 DF生田慈勇(3年)
21 GK諏訪佑輔(3年)
22 DF河合龍(3年)
23 MF内藤和希(2年)
24 DF鷹見豪希(1年)
25 GK林竜世(2年)
26 MF遠藤翼(3年)
27 DF内山晴登(2年)
28 DF石田凱大(1年)
29 DF鳥居利成(3年)
30 MF明石望来(1年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2022

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