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出場校チーム紹介:尚志高(福島)

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「点を取れるチームに」なってきた尚志高。悲願の全国制覇へ

第101回全国高校サッカー選手権

尚志高(福島)

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▼全国大会日程
1回戦 3-0 徳島市立高(徳島)
2回戦 0-0(PK3-4)c国見高(長崎)
■出場回数
2年連続13回目
■過去の最高成績
3位(11、18年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ3位(19年)、同出場14回
■予選成績
4回戦 5-2 日大東北高
準々決勝 9-1 東日本国際大昌平高
準決勝 4-1 聖光学院高
決勝 4-1 学法石川高
■都道府県予選決勝布陣
[4-4-2]

    笹生悠太 鈴木虎太郎

吉満迅          山本叶多
    出来伯琉 岡野楽央

白石蓮          鈴木大翔
    市川和弥 山田一景
  
       鮎澤太陽

■予選取材記者(川端暁彦記者)チーム紹介
悲願達成へ。「絶対に点を取れるチーム」に
「もう0-0はいいんです、0-0は。同じ負けるにしても、たとえPK戦になるのだとしても、得点は絶対に獲りたい。そういうチームを目指してきました」
 尚志の仲村浩二監督はそう言って言葉に力を込める。昨年は夏のインターハイ、年末のプレミアリーグプレーオフ、そして冬の全国高校サッカー選手権と、主要大会でことごとく「0-0からのPK戦」の末に敗れるという屈辱を味わった。「選手に申し訳ないことをした」と語る仲村監督は、「絶対に点を取れるチームに仕上げる」ことを大きなテーマに掲げてチーム作りを進めてきた。
「手応えはあります」と指揮官が語るように、得点力のベースは間違いなく上がっている。予選ではFW鈴木虎太郎(3年)が最多4得点を挙げているが、彼に依存することなく満遍なく点の取れるチームだ。また5人交代制を活用し、途中出場で試合を決められる選手たちを送り出せるのも大きな強み。鈴木の相方となるFW網代陽勇(2年)、FW笹生悠太(2年)はどちらが先発でも問題なく、両翼に投入されるMF若林来希(2年)、MF安齋悠人(2年)も強烈な個性を持っている。
 攻撃的な分だけ「守備は大会までにもう少しやらないといけない」(仲村監督)と課題も残っているが、経験豊富なGK鮎澤太陽(3年)、主将のDF山田一景(3年)らコアになる選手をもう一段のブラッシュアップができれば、上位進出、そして悲願の全国制覇も見えてきそうだ。
■予選取材記者(川端暁彦記者)注目選手
大会屈指の高速SB
DF鈴木大翔(3年)
「U-17日本高校サッカー選抜の経験も持つ俊足サイドバック。スピード豊かな攻撃参加は大きな魅力で、敵陣を外から切り崩して得点に絡む。また守備の1対1も強く、対面のサイドアタッカーを封殺する」

尚志が誇るMr.献身
MF吉満迅(3年)
「『外せない選手になってきた』と指揮官も信頼を置く尚志のダイナモ。『ベンチに良い選手がいるので、自分は行けるところまで行ければいい』と割り切って走り回ってゴールにも絡む。勝負強さも出て来た」

ボールハント名人
MF神田拓人(2年)
「『あれだけボールを奪える選手はなかなかいない』と仲村監督も太鼓判を押すセントラルMF。豊富な運動量に加えて読みも鋭く、インターセプトから速攻の起点としても機能する。また中距離のパスも光る」
■登録メンバーリスト
1 GK鮎澤太陽(3年)
2 DF鈴木大翔(3年)
3 DF神宮司圭汰(3年)
4 DF高瀬大也(2年)
5 DF山田一景(3年)
6 MF吉満迅(3年)
7 MF山本叶多(3年)
8 MF神田拓人(2年)
9 FW鈴木虎太郎(3年)
10 MF岡野楽央(3年)
11 FW笹生悠太(2年)
12 MF藤田颯良(3年)
13 DF伊藤壮琉(3年)
14 MF若林来希(2年)
15 MF安齋悠人(2年)
16 GK布川陽大(3年)
17 FW網代陽勇(2年)
18 FW桜松駿(2年)
19 DF白石蓮(2年)
20 DF市川和弥(2年)
21 DF冨岡和真(2年)
22 MF吉田尚平(2年)
23 FW山嵜匠美(3年)
24 MF出来伯琉(2年)
25 GK友岡亜人武(3年)
26 MF津久井二湖(3年)
27 DF木山魁(3年)
28 MF大川廉(3年)
29 DF中村颯介(3年)
30 DF渡邉優空(2年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2022

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