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[MOM4179]東山MF阪田澪哉(3年)_「ホッとした」C大阪内定MF待望の初ゴール

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MF阪田澪哉(3年)(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by sfida]
[12.31 選手権2回戦 東山4-0聖和学園 ゼットエー]

 東山高(京都)が後半に一気に畳みかけた。5分、そして9分に連続ゴールを叩き込むと、後半13分には、セレッソ大阪への入団が内定するMF阪田澪哉(3年)がFW北村圭司朗(3年)のマイナスクロスに反応。難しい体勢だったが、左足でしっかりと蹴り込んだ。

「マイナスにきたので、松橋(啓太)くんの『落とせ』という声が聞こえたけど、ゴールを決めたいという意識が強かったので、思い切って打ちました。左足は利き足ではないけど得意の形にしているので、決められて良かったです」

 仲間もエースのゴールを喜ぶ。アシストした北村は「(パスを出すときに)澪哉とは分からなかったけど、赤いユニフォームが見えた。いい感じになったと思います」と話せば、2点目を決めたMF清水楓之介(3年)も「これで全員が流れに乗れると思います」とほほ笑んだ。

 本人はプレッシャーがあったという。阪田は昨年3月に23年のセレッソ大阪への入団を内定。高校3年生の丸々1年間をJ内定選手として過ごしてきた。それでもポイントポイントで結果を出してチームを夏もそして冬も全国大会へと導いていた。

 集大成を飾る選手権は、得点王になるという目標を立てて臨んでいる。他校のライバルたちも強力なことは分かっているが、当然負けるつもりはない。「ホッとしました。これで自分らしさをもっと出せるかなと思います」。次は23年初陣の爆発に備える。
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(取材・文 児玉幸洋)

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