[MOM4864]細田学園DF高久琉我(2年)_先制ヘッド。自信を付けてきた184cmの大型DF
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.20 選手権埼玉県予選2回戦 川越東高 0-5細田学園高 細田学園第2G]
184cmの長身で水準レベルのスピードも兼備。スケール感の大きな細田学園高DF高久琉我(2年=FC LAVIDA出身)が、先制ヘッドを決めた。
前半17分、高久は左FKに対し、「結構中央がガッとなっていたので、ファーでも結構自分身長に自信持ってるんで、そこで高さで勝負しに行こうかなと。手応えも完璧でした」とファーサイドからの豪快なヘッド。守りを固めて健闘していた川越東高ゴールをこじ開けた。
高久をその高さを守備面でも発揮。後半、前への姿勢を強めた相手のロングボールなどが飛んできていたが、ほぼ完璧に弾き返していた。後半20分に決定機を作られるシーンもあったものの、ほぼ危なげなく封じ切って無失点勝利。夏まで右サイドバックを務めていた高久は、3バックの中央で勝利に貢献した。
元々大柄だったが、中学時代に身長が伸び、高校進学後にも3、4cm伸びて現在は184cm。中央でのビルドアップ面に課題はあるものの、「守備は1対1の対応とか、結構自信がある。相手を封じるのが結構楽しくなってきました」。先輩たちとの連係を高めて選手権予選で勝ち上がっていく意気込みだ。
3回戦の対戦相手は、県1部リーグで2敗の聖望学園高。準々決勝ではインターハイ王者・昌平高と対戦する可能性のある組み合わせだ。インターハイ予選では昌平に0-4で敗戦。「(昌平の育成組織である)LAVIDAで出れなかったのが結構いい経験になった。(当時は)萎縮しちゃったのかなとか思います。今は、自信持ってやれるようになったので」という高久は、右SBとしてFC LAVIDA時代のチームメートであるU-17日本代表MF長璃喜(2年)と対峙したが、「しょっぱな行かれたんで、出鼻挫けなかった。(昌平との) 壁が2、3枚ありました」と振り返る。
それでも、チームはその後、3バックシステムへ変更して県1部リーグ4連勝など結果が出てきている。その中で高久も成長中。「この後、簡単な相手がいないと思うので、(聖望学園戦から相手を)しっかり潰して勝っていきたい。インターハイで長にボコボコにされたんで。相手をもうちょい苦しめれれば。印象づけていきたいなと思います」。MF本田圭佑に憧れるDFは上のステージでもサッカーを続けること、世界を旅することも夢。これからライバルたちに成長した姿を示し、自身の可能性も広げる。




(取材・文 吉田太郎)
[10.20 選手権埼玉県予選2回戦 川越東高 0-5細田学園高 細田学園第2G]
184cmの長身で水準レベルのスピードも兼備。スケール感の大きな細田学園高DF高久琉我(2年=FC LAVIDA出身)が、先制ヘッドを決めた。
前半17分、高久は左FKに対し、「結構中央がガッとなっていたので、ファーでも結構自分身長に自信持ってるんで、そこで高さで勝負しに行こうかなと。手応えも完璧でした」とファーサイドからの豪快なヘッド。守りを固めて健闘していた川越東高ゴールをこじ開けた。
高久をその高さを守備面でも発揮。後半、前への姿勢を強めた相手のロングボールなどが飛んできていたが、ほぼ完璧に弾き返していた。後半20分に決定機を作られるシーンもあったものの、ほぼ危なげなく封じ切って無失点勝利。夏まで右サイドバックを務めていた高久は、3バックの中央で勝利に貢献した。
元々大柄だったが、中学時代に身長が伸び、高校進学後にも3、4cm伸びて現在は184cm。中央でのビルドアップ面に課題はあるものの、「守備は1対1の対応とか、結構自信がある。相手を封じるのが結構楽しくなってきました」。先輩たちとの連係を高めて選手権予選で勝ち上がっていく意気込みだ。
3回戦の対戦相手は、県1部リーグで2敗の聖望学園高。準々決勝ではインターハイ王者・昌平高と対戦する可能性のある組み合わせだ。インターハイ予選では昌平に0-4で敗戦。「(昌平の育成組織である)LAVIDAで出れなかったのが結構いい経験になった。(当時は)萎縮しちゃったのかなとか思います。今は、自信持ってやれるようになったので」という高久は、右SBとしてFC LAVIDA時代のチームメートであるU-17日本代表MF長璃喜(2年)と対峙したが、「しょっぱな行かれたんで、出鼻挫けなかった。(昌平との) 壁が2、3枚ありました」と振り返る。
それでも、チームはその後、3バックシステムへ変更して県1部リーグ4連勝など結果が出てきている。その中で高久も成長中。「この後、簡単な相手がいないと思うので、(聖望学園戦から相手を)しっかり潰して勝っていきたい。インターハイで長にボコボコにされたんで。相手をもうちょい苦しめれれば。印象づけていきたいなと思います」。MF本田圭佑に憧れるDFは上のステージでもサッカーを続けること、世界を旅することも夢。これからライバルたちに成長した姿を示し、自身の可能性も広げる。


前半17分、細田学園は右FKを2年生DF高久琉我が頭で決めて先制


(取材・文 吉田太郎)