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[MOM5315]日章学園MF吉崎太珠(2年)_高岡に続く期待の有望株「伶颯君になるためじゃなくて、超えるためにやっている」

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.15 高校選手権宮崎県予選決勝 日章学園2-0宮崎日大 いちご]

 均衡を破ったのはまたも背番号15だった。後半12分、日章学園高は左サイドからDF柴尾大夢(2年)が入れたロングスローをMF吉崎太珠(2年)が頭で合わせる。叩きつけたシュートはGK森本宗太(3年)の指先を抜けてゴールネットを揺らした。

 さらに吉崎は後半39分、左サイドからMF重松虎之介(2年)が上げたクロスをボレーで落として、FW秋鷹青杜(1年)のダメ押し点でアシストも記録した。2ゴールを決めた準決勝に続く大活躍に、「前半は自分のプレーに納得できないところがあったけど、ハーフタイムに気持ちを切り替えた。チャンスをものにしようと入れたので、点が取れたのかなと思います」と胸を張った。

 吉崎は1年生だった昨年からレギュラーとして全国の舞台に立っている。また今年春には日本サッカー協会(JFA)の育成年代応援プロジェクトで、メキシコへの短期留学も経験。“高岡伶颯2世”と、周囲も昨年度まで在学した絶対的エースに姿を重ねながら期待を寄せている。

 本人も十分に自覚しているところ。ただ「最初はプレッシャーがあって、なかなかうまくいかない部分もあった」と振り返るも、「僕は伶颯君になるためじゃなくて、伶颯君を超えるためにやっている。1年を振り返ってみても自分ならできると信じてやってこれたと思います」と堂々と話した。

「U-17ワールドカップにも選ばれたかったけど、そこはまだ自分の力不足。でも僕は焦れずに、今出ている誰よりも、最終的にいい選手になれるように努力し続けたいです」

 そして今季やらないければいけないことはまだ残っている。プリンスリーグの残り3節をしっかりと戦いきることで、プレミアプレーオフに出場。そこで来季のプレミア参入を掴み、日本一を目指す年末の戦いに進む。ビジョンはしっかりと固めている。「去年の悔しさは忘れていないし、去年の先輩たちの分も自分が日本一というところで恩返しができればと思います」。高卒プロの目標を明確にする注目2年生が、“勝負”と位置付ける冬の舞台で真価をみせつける。

(取材・文 児玉幸洋)


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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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