“ドリブル軍団”にとどまらない聖和学園、史上初の8強なるか…前回16強時は青森山田“初V世代”に0-5大敗「なんとか勝負できるようにとチームを作ってきた」
2度目の全国ベスト16入りを果たした
[12.31 選手権2回戦 聖和学園高 3-1 徳島市立高 U等々力]
宮城県予選2位からの代替出場で全国に挑む聖和学園高は12月31日、選手権2回戦で徳島市立高を3-1で破り、2016年の同校史上最高タイに並ぶベスト16入りを成し遂げた。3回戦・日大藤沢高戦は歴史を変えられるかが問われる一戦。これまでの“聖和らしさ”にとどまらない武器をぶつける戦いとなる。
徹底的な技術練習によって磨いた足技がTikTokなどSNSでも話題を呼ぶ“ドリブル軍団”だが、今大会は6得点中4得点をセットプレーから獲得。先発の平均身長は175cmを上回るフィジカルも高水準で、より「型にハマらない」(加見成司監督)チームとして初のベスト8に挑もうとしている。
得意のセットプレーを獲得するまでには、エースナンバー14を背負うMF小杉唯斗(3年=Honda FC)、右SBからぐんぐんと前に運ぶDF藤川航輔(3年=アルバランシア熊本U-15)のドリブル突破が効いているのは間違いない。だが、ドリブル攻撃がそのまま得点につながったのは徳島市立戦のMF塩田凌央(3年=Bluette FC浦安)のダメ押しゴールが初めてだった。
それでも加見監督は多彩な得点パターンを前向きに受け止め、「いろんな形で取れるのがいいかなと思います。型にハマらないというか、いろんな形で点数が取れて、いろんな子が絡んでいってというのが一番理想」と語っており、“聖和らしさ”に固執するつもりはないようだ。
こうした得点パターンの多彩さ、すなわち戦術の幅の広さは全国大会で勝つために積み上げてきたものだからだ。
今大会では2試合続けて3得点を奪った形となったが、指揮官は「那覇西さんも、徳島市立さんもボールを大事にするパスサッカーをしているのでそこを剥がされるか、自分たちが行けるかというところだと思っていた」と冷静に受け止め、「次のような相手(日大藤沢)は非常にフィジカルも非常に高いので、そこにどれくらいできるかというところだと思う」と前を見る。
前回ベスト16入りの16年大会は3回戦で、同年初優勝を果たす青森山田高に前年に続けて0-5の大敗。日大藤沢も技術に加えて高い身体能力を兼ね備えており、鬼門突破にはフィジカルでも適応できるかが鍵となる。加見監督は「そういうチームにもなんとか勝負できるようにという形で今年チームを作ってきたので、思い切りぶつかっていきたい」と健闘を誓った。
(取材・文 竹内達也)
●第104回全国高校サッカー選手権特集
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徹底的な技術練習によって磨いた足技がTikTokなどSNSでも話題を呼ぶ“ドリブル軍団”だが、今大会は6得点中4得点をセットプレーから獲得。先発の平均身長は175cmを上回るフィジカルも高水準で、より「型にハマらない」(加見成司監督)チームとして初のベスト8に挑もうとしている。
得意のセットプレーを獲得するまでには、エースナンバー14を背負うMF小杉唯斗(3年=Honda FC)、右SBからぐんぐんと前に運ぶDF藤川航輔(3年=アルバランシア熊本U-15)のドリブル突破が効いているのは間違いない。だが、ドリブル攻撃がそのまま得点につながったのは徳島市立戦のMF塩田凌央(3年=Bluette FC浦安)のダメ押しゴールが初めてだった。
それでも加見監督は多彩な得点パターンを前向きに受け止め、「いろんな形で取れるのがいいかなと思います。型にハマらないというか、いろんな形で点数が取れて、いろんな子が絡んでいってというのが一番理想」と語っており、“聖和らしさ”に固執するつもりはないようだ。
こうした得点パターンの多彩さ、すなわち戦術の幅の広さは全国大会で勝つために積み上げてきたものだからだ。
今大会では2試合続けて3得点を奪った形となったが、指揮官は「那覇西さんも、徳島市立さんもボールを大事にするパスサッカーをしているのでそこを剥がされるか、自分たちが行けるかというところだと思っていた」と冷静に受け止め、「次のような相手(日大藤沢)は非常にフィジカルも非常に高いので、そこにどれくらいできるかというところだと思う」と前を見る。
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