流経大柏に挑戦も0-3。米子北DF浜梶優大主将が悔やむ3年間で「できなかった」こと
[12.31 選手権2回戦 米子北高 0-3 流通経済大柏高 フクアリ]
「やっぱり責任感っていうか……。1年生から出させてもらっていて詰めが甘かったり、最後の最後でやられたことが多くあったんで、キツイ中でも最後のワンプレーを必死にやることが自分としてはできなかったと思うんで、そこはほんとこの3年間悔しいというか、できなかったかなと思います」
米子北高(鳥取)のDF浜梶優大主将(3年=玉湯SC出身)は、キツイ中でもあと一歩足を動かしたり、やり切ったりすることができなかったことを悔しがる。この日も含めて、その一歩が自分たちのゴールを生み出し、失点を回避することにも繋がったかもしれない。プレミアリーグ勢で優勝候補の流通経済大柏高(千葉)戦後、涙の主将は最も後悔していることとして、その点を挙げた。
米子北は今年、インターハイでベスト16入りした。また、プリンスリーグ中国で優勝し、12月12日と14日に開催されたプレミアリーグプレーオフで鹿児島城西高、新潟U-18に連勝。“高校年代最高峰のリーグ戦”プレミアリーグ復帰を見事に成し遂げている。
そこから半月ほどで迎えた選手権初戦。この間、セカンドチームのプリンスリーグ中国プレーオフも戦っており、準備段階での難しさがあったことは否めない。ただし、浜梶は「この一戦に懸けてきた思いは強かったんで、最後は気持ちだと思うんで、そこの気持ちがまだまだ足りなかったかなっていう風に思います」。プレミアリーグ昇格の勢いを持って雰囲気良く選手権を迎えたが、流経大柏との差を感じるモノもあった。
「プレミア(リーグ)の参入戦(プレーオフ)以降からチームも徐々に雰囲気も良くなって、練習終わった後とかはミーティングをして、チームの雰囲気だったり、選手の1つ1つのプレーの強度も上がってきていた中で自信を持ってこの試合に臨んでいました。でも、思っていた以上に流経さんのプレーだったり、1つ1つの強度がほんとに高くて、できる部分も少しあったんですけど、相手のチームの力だったり、個の力に少し負けてしまったかなっていう風に思います」。自分たちのミス絡みの失点やPKでの失点もあった。
互いに直線的なサッカーを得意とするチーム同士の戦い。米子北のDFラインが重くなってしまったのに対し、流経大柏は味方へのサポートも速く、米子北は守備に回る時間が増えて前半21分までに2点を献上してしまった。前半終了間際にFW田中太賀(3年)が思い切り良く放った右足ミドルは相手GKの好守に阻まれ、逆に後半立ち上がりの失点で0-3。ただし
、そこからは全体的に押し上げることも、間を取ることもできていた。
城市徳之監督が「ほんとによく努力した子です」というMF宮崎亮翔(3年)やMF石飛五光(3年)らが運動量を増やし、前に出る。また、右サイドバックからセンターバックへ移った浜梶が守りを引き締めた。ただし、後半の公式記録上のシュートはゼロ。城市監督は「一番こだわって、シュートのところは大分ここのところやっていたんですけど……。ちょっと残念でしたけど、よく頑張りました。本当、ウチらしく、最後はみんな戦っていたので」と語った。
チームは来年、2年ぶりにプレミアリーグを戦う。指揮官は「我々のやっていることがやっぱり堅守速攻で、守備から始まるサッカーなので、そういったところをもう一回、1からやり直したいという風に思います」とコメント。また、浜梶は「練習1つ1つこだわって、自分たちが後悔したようなことが起きないように、もう1回やって、練習も励んで欲しいです」。プレミアリーグで成長し、選手権で勝ち上がってくれることを期待していた。
浜梶は同志社大進学予定。次のステージでサッカーを続ける3年生や1、2年生にとって日本代表MF佐野海舟(現・マインツ)やMF佐野航大(現・NECナイメヘン)といった先輩は憧れの存在だ。浜梶は「甘くはないですけど、1つ1つ積み重ねてそういうOBに近づいていけたらなっていう風に思います」。米子北で培ってきたものをより伸ばして来年以降の活躍に結びつける。
(取材・文 吉田太郎)
●第104回全国高校サッカー選手権特集
「やっぱり責任感っていうか……。1年生から出させてもらっていて詰めが甘かったり、最後の最後でやられたことが多くあったんで、キツイ中でも最後のワンプレーを必死にやることが自分としてはできなかったと思うんで、そこはほんとこの3年間悔しいというか、できなかったかなと思います」
米子北高(鳥取)のDF浜梶優大主将(3年=玉湯SC出身)は、キツイ中でもあと一歩足を動かしたり、やり切ったりすることができなかったことを悔しがる。この日も含めて、その一歩が自分たちのゴールを生み出し、失点を回避することにも繋がったかもしれない。プレミアリーグ勢で優勝候補の流通経済大柏高(千葉)戦後、涙の主将は最も後悔していることとして、その点を挙げた。
米子北は今年、インターハイでベスト16入りした。また、プリンスリーグ中国で優勝し、12月12日と14日に開催されたプレミアリーグプレーオフで鹿児島城西高、新潟U-18に連勝。“高校年代最高峰のリーグ戦”プレミアリーグ復帰を見事に成し遂げている。
そこから半月ほどで迎えた選手権初戦。この間、セカンドチームのプリンスリーグ中国プレーオフも戦っており、準備段階での難しさがあったことは否めない。ただし、浜梶は「この一戦に懸けてきた思いは強かったんで、最後は気持ちだと思うんで、そこの気持ちがまだまだ足りなかったかなっていう風に思います」。プレミアリーグ昇格の勢いを持って雰囲気良く選手権を迎えたが、流経大柏との差を感じるモノもあった。
「プレミア(リーグ)の参入戦(プレーオフ)以降からチームも徐々に雰囲気も良くなって、練習終わった後とかはミーティングをして、チームの雰囲気だったり、選手の1つ1つのプレーの強度も上がってきていた中で自信を持ってこの試合に臨んでいました。でも、思っていた以上に流経さんのプレーだったり、1つ1つの強度がほんとに高くて、できる部分も少しあったんですけど、相手のチームの力だったり、個の力に少し負けてしまったかなっていう風に思います」。自分たちのミス絡みの失点やPKでの失点もあった。
互いに直線的なサッカーを得意とするチーム同士の戦い。米子北のDFラインが重くなってしまったのに対し、流経大柏は味方へのサポートも速く、米子北は守備に回る時間が増えて前半21分までに2点を献上してしまった。前半終了間際にFW田中太賀(3年)が思い切り良く放った右足ミドルは相手GKの好守に阻まれ、逆に後半立ち上がりの失点で0-3。ただし
、そこからは全体的に押し上げることも、間を取ることもできていた。
城市徳之監督が「ほんとによく努力した子です」というMF宮崎亮翔(3年)やMF石飛五光(3年)らが運動量を増やし、前に出る。また、右サイドバックからセンターバックへ移った浜梶が守りを引き締めた。ただし、後半の公式記録上のシュートはゼロ。城市監督は「一番こだわって、シュートのところは大分ここのところやっていたんですけど……。ちょっと残念でしたけど、よく頑張りました。本当、ウチらしく、最後はみんな戦っていたので」と語った。
チームは来年、2年ぶりにプレミアリーグを戦う。指揮官は「我々のやっていることがやっぱり堅守速攻で、守備から始まるサッカーなので、そういったところをもう一回、1からやり直したいという風に思います」とコメント。また、浜梶は「練習1つ1つこだわって、自分たちが後悔したようなことが起きないように、もう1回やって、練習も励んで欲しいです」。プレミアリーグで成長し、選手権で勝ち上がってくれることを期待していた。
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(取材・文 吉田太郎)
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