[MOM5382]神村学園FW倉中悠駕(3年)_ゴールラッシュの口火切る背番号9「ここで決め切れなかったらインハイと同じ」“鬼門突破”の2戦連発弾!
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.2 選手権3回戦 神村学園高 4-0 水口高 U等々力]
誇り高き神村のストライカーとして、またしてもゴールラッシュの口火を切った。神村学園高FW倉中悠駕(3年=日南市立吾田中)は0-0で迎えた前半29分、左サイド攻撃の最中にあえてペナルティアーク付近まで下がると、FW徳村楓大(3年)からのパスを受けてダイレクトで左足一閃。精度の高いミドルシュートをゴール左上隅に流し込んだ。
ポジショニングも逆足でのシュートも狙いどおりの一撃だった。「中に相手がしっかり入っていたので、ペナルティアークの部分が空いていた。そういうところは常に狙いながらやっていた。シュートも練習後の自主練で両足とも練習していた」。攻めあぐねる時間が続いていた中での先制点。180cmの大型ストライカーは「流れが悪かったので自分が決めて、そこからチームの流れが変わったので非常に嬉しいゴールだった」と喜んだ。


背番号9でセンターFWを担う倉中は初戦の2回戦・東海学園高戦でも前半19分に先制点を決め、そこからチームは6-0の完勝。この日も倉中が先制点を決めた後、チームは後半に3点を追加し、4-0の圧勝を収めた。ここまで10得点0失点という盤石の内容で突き進むインハイ王者だが、いずれの試合もゴールラッシュのきっかけは倉中が担っていた。
そんな倉中にとって今大会での2戦連発は、嫌な記憶も断ち切る快挙となった。
今季のインターハイで初の日本一を成し遂げた神村学園だったが、倉中は初戦の2回戦・帝京戦(◯3-0)でチームの3点目を取った後、3回戦、準々決勝、準決勝、決勝と全試合に先発しながらも無得点。「自分としては非常に悔いのあるインターハイだった」。半年間での努力を経て、成長。「ここで決め切れなかったらインターハイと同じになってしまうので、自分たちの2試合目で決め切ることができたのは次に繋げられる」と“鬼門突破”の1発となった。


宮崎県日南市の公立中・吾田中から越境入学した倉中が神村学園と出会ったのは4年前。中体連の九州大会で練習会への勧誘を受けた。「内心、非常に嬉しかったですね(笑)」。当時のエースは1年時から全国舞台に立っていたFW福田師王(カールスルーエ)。同じストライカーとして、すでに憧れの存在だった。共に在籍することはできなくても「師王さんの動画を見ていたので、師王さんみたいなプレーをしたいと感じて、そこも決め手になった」。
今大会で目指すは、憧れの福田ださえ達成できなかった日本一だ。「自分の得点も大事だけど、チームが勝つことが大事。その中でチームが勝つために自分が決めたい」。そう冷静なテーマを掲げつつも、ストライカーとしてのエゴも忘れてはいない。
今大会ではチームメートのFW日高元がここまで5得点を記録しており、得点王を狙う倉中にとっては身近なライバルとなっている。「今日ももっと決め切れるシーンはあったし、同じFWの日高元がもっと点を取っているので負けられない。元(ハジメ)よりも点を取りたい」。夏の悔しさも胸に戦うストライカーが、なおもギラつきながら日本一に突き進む。
(取材・文 竹内達也)
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[1.2 選手権3回戦 神村学園高 4-0 水口高 U等々力]
誇り高き神村のストライカーとして、またしてもゴールラッシュの口火を切った。神村学園高FW倉中悠駕(3年=日南市立吾田中)は0-0で迎えた前半29分、左サイド攻撃の最中にあえてペナルティアーク付近まで下がると、FW徳村楓大(3年)からのパスを受けてダイレクトで左足一閃。精度の高いミドルシュートをゴール左上隅に流し込んだ。
ポジショニングも逆足でのシュートも狙いどおりの一撃だった。「中に相手がしっかり入っていたので、ペナルティアークの部分が空いていた。そういうところは常に狙いながらやっていた。シュートも練習後の自主練で両足とも練習していた」。攻めあぐねる時間が続いていた中での先制点。180cmの大型ストライカーは「流れが悪かったので自分が決めて、そこからチームの流れが変わったので非常に嬉しいゴールだった」と喜んだ。


背番号9でセンターFWを担う倉中は初戦の2回戦・東海学園高戦でも前半19分に先制点を決め、そこからチームは6-0の完勝。この日も倉中が先制点を決めた後、チームは後半に3点を追加し、4-0の圧勝を収めた。ここまで10得点0失点という盤石の内容で突き進むインハイ王者だが、いずれの試合もゴールラッシュのきっかけは倉中が担っていた。
そんな倉中にとって今大会での2戦連発は、嫌な記憶も断ち切る快挙となった。
今季のインターハイで初の日本一を成し遂げた神村学園だったが、倉中は初戦の2回戦・帝京戦(◯3-0)でチームの3点目を取った後、3回戦、準々決勝、準決勝、決勝と全試合に先発しながらも無得点。「自分としては非常に悔いのあるインターハイだった」。半年間での努力を経て、成長。「ここで決め切れなかったらインターハイと同じになってしまうので、自分たちの2試合目で決め切ることができたのは次に繋げられる」と“鬼門突破”の1発となった。


宮崎県日南市の公立中・吾田中から越境入学した倉中が神村学園と出会ったのは4年前。中体連の九州大会で練習会への勧誘を受けた。「内心、非常に嬉しかったですね(笑)」。当時のエースは1年時から全国舞台に立っていたFW福田師王(カールスルーエ)。同じストライカーとして、すでに憧れの存在だった。共に在籍することはできなくても「師王さんの動画を見ていたので、師王さんみたいなプレーをしたいと感じて、そこも決め手になった」。
今大会で目指すは、憧れの福田ださえ達成できなかった日本一だ。「自分の得点も大事だけど、チームが勝つことが大事。その中でチームが勝つために自分が決めたい」。そう冷静なテーマを掲げつつも、ストライカーとしてのエゴも忘れてはいない。
今大会ではチームメートのFW日高元がここまで5得点を記録しており、得点王を狙う倉中にとっては身近なライバルとなっている。「今日ももっと決め切れるシーンはあったし、同じFWの日高元がもっと点を取っているので負けられない。元(ハジメ)よりも点を取りたい」。夏の悔しさも胸に戦うストライカーが、なおもギラつきながら日本一に突き進む。
(取材・文 竹内達也)
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