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「常に得点を狙っている」神村学園の超攻撃的SB…左の荒木仁翔、右の細山田怜真で今大会合計2ゴール5アシスト!!

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DF荒木仁翔(3年)とMF細山田怜真(3年)

[1.2 選手権3回戦 神村学園高 4-0 水口高 U等々力]

 神村学園高が誇る超攻撃的な両翼が、ウイングバックシステムで日本一にたどり着いた夏から顔ぶれを変え、サイドバックに持ち場を移した選手権の舞台でも躍動している。ここまで2試合でチームとして10得点を記録しているなか、2人合わせた得点関与数は早くも「7」(2ゴール5アシスト)。さらにチームは2試合連続の無失点と、サイドバックとしての守備の役割も欠かさず、圧巻の戦いぶりでのベスト8入りの牽引役となっている。

 左サイドバックのDF荒木仁翔(3年=ソレッソ熊本)はここまで1ゴール3アシスト。初戦・東海学園高(◯6-0)戦ではゴール左斜め前からの豪快な左足ダイレクトシュートでゴール右隅を撃ち抜いたほか、精度の高い左足クロスで2ゴールを演出した。また先制のシーンではクロスに飛び込んでのダイレクトシュートを披露。GKに阻まれたことでゴールやアシストはつかなかったが、そこからFW倉中悠駕(3年)のゴールが生まれ、幅広いパターンで得点に絡めるところを披露していた。

 さらに続く2回戦・水口高戦では左ウイングで起用されたFW徳村楓大(3年)がマークを集めるなか、ドリブル突破で存在感を発揮。「相手があまり見てくれていなかったので高い位置を取って、ファーストタッチで抜けるくらいの距離で動いていた」(荒木)。立ち上がりから深い位置までえぐり込む場面を次々と作り出し、その突破力があらゆる攻撃の起点となっていた。

 そんな荒木のハイライトは後半13分。左サイドをえぐり切らずに低弾道のアーリークロスを送ると、これが絶妙な弧を描いてDFの背後を抜け、FW日高元(3年)のダイビングヘッドを導く驚きのアシストとなった。「高い位置でボールをもらって日高が走ってくることはわかったので、そこに合わせるようにクロスを上げた」。クロスの軌道をイメージするセンスも含め、「持ち味は精度の高い左足のキック」という個性を最大限に発揮する大会となっている。

 右サイドバックのMF細山田怜真(3年=神村学園中)はここまで1ゴール2アシスト。初戦で日高の大会初ゴールをアシストすると、2回戦では1ゴール1アシストの活躍を見せた。なかでも1-0で迎えた後半2分、左サイド攻撃に反応した倉中のシュートがGKに阻まれ、こぼれ球に詰めたゴールは“超攻撃的SB”の魅力が詰まったシーン。細山田は「クロスに逆のSBも入っていくのはチームの作戦。自分も常に意識しているので得点も狙っている」と手応えを語った。

 細山田は今季の夏以降から主力に定着した選手。ポジションが重なる右サイドバックや右ウイングバックではU-17W杯メンバーのDF竹野楓太(2年=神村学園中)が君臨していたなか、竹野が代表で不在の間を埋める働きをしてきた。その結果、今大会の定位置を獲得。「竹野が代表から帰ってきてもやることは変えずにやってきたので諦めないで良かった」という思いを胸に最後の選手権を戦っている。

 転機となったのは途中出場から延長戦に一時勝ち越しゴールを決めた夏のインハイ決勝戦(◯2-2、PK7-6)だった。「そのシュートが自信につながって、インターハイから今日までにも得点を決めることができたり、シュートを打つ回数が増えたのでインターハイでの決勝でのシュートがすごく自信になった」。プレミアリーグ後半戦では11試合で5得点を記録。夏の大一番で積み上げた自信が選手権での飛躍につながった。

 そんな攻撃的な個性を持つ2人だが、試合を通じてSBからSBへのクロスでゴールに迫る場面も作っている。「プレミアリーグでもそういう得点は生まれていたので、選手権ではまだゴールは生まれていないけど、次の試合もやることをやって得点できたら」(細山田)。より厳しい接戦が予想されるここからの戦いでは、“SB→SB”でのゴールも狙っていく構えだ。
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竹内達也
Text by 竹内達也

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