注目のビッグマッチ…流通経済大柏が夏のリベンジ果たし2大会連続の国立へ!大津は先制も逆転負け
[1.4 選手権準々決勝 大津高 1-2 流通経済大柏高 浦和駒場]
第104回全国高校サッカー選手権準々決勝が4日に行われ、浦和駒場スタジアムの第2試合では大津高(熊本)と流通経済大柏高(千葉)が対戦した。前回大会は3回戦で対戦し、流通経済大柏が2-1で勝利した注目カード。夏のインターハイ(全国高校総体)でも準決勝で激突し、0-0からのPK戦を大津が制したが、この日は流通経済大柏が2-1の逆転勝利をおさめ、2大会連続の4強入りを決めた。10日の準決勝では国立競技場で鹿島学園(茨城)と対戦する。
3大会ぶりの4強入りを目指す大津は1回戦の北海戦(○7-1)以来となる3-4-2-1のシステムを採用。GK村上葵(3年)、3バックは右からDF今井獅温(3年)、DF松野秀亮(3年)、DF村上慶(3年/横浜FM内定)と並んだ。中盤はMF福島京次(3年)とMF福島悠士(3年)のダブルボランチで、右ウイングバックにDF開地心之介(3年)、左ウイングバックにDF渡部友翔(2年)。FW山下虎太郎(3年)の1トップの背後で、MF岩崎天利(3年)とMF山本翼(2年)が2シャドーを務めた。
2年連続の国立行きを狙う流通経済大柏は中盤をダイヤモンド型にした4-4-2を採用。GK藤田泰土(3年)、4バックは右から今大会初先発のDF大徳剛矢(2年)、DF廣瀬煌(3年)、DFメンディー・サイモン友(2年)、DF増田大空(3年/磐田内定)と並んだ。中盤はMF島谷義進(3年/水戸内定)をアンカーに置き、右にMF古川蒼真(2年)、左にMF山元琉士(3年)、トップ下にMF上田哲郎(3年)。前線はFW渡辺瞳也(2年)とFW金子琉久(3年)が2トップを組んだ。
流通経済大柏は島谷のロングスローなどセットプレーからチャンスをうかがう。対する大津も前半15分、山下のワンタッチプレーから岩崎が抜け出し、PA内左から左足で狙ったが、シュートはゴール左に外れた。
試合を動かしたのは大津。前半21分、メンディーのクリアを今井が頭で跳ね返すと、再びメンディーがヘディングでクリアしようと競ったこぼれ球が山下に渡り、素早く山本にスルーパスを通す。飛び出してきたGK藤田と1対1を迎えた山本は冷静に右足で流し込み、先制点を奪った。
しかし、流通経済大柏もすぐさま反撃に出る。前半26分、メンディーのロングボールに渡辺と今井が競ったこぼれ球を拾った古川が左サイドをドリブルで縦に仕掛け、グラウンダーのクロス。金子が左足で合わせ、同点ゴールを奪った。
金子はハットトリックを達成した3回戦の大分鶴崎戦(○5-1)に続く2戦連発の今大会4点目。試合を1-1の振り出しに戻すと、前半34分、左サイドからのFKのチャンスに増田が左足で絶妙なクロスを送り、ファーサイドに詰めたメンディーが右足で押し込んだ。
前半のうちに2-1と逆転に成功した流通経済大柏は1点リードで折り返した後半5分にも古川がドリブルから自らフィニッシュ。右足のシュートはゴール左に外れたが、果敢に3点目を狙った。後半14分には増田の左CKから大徳がヘディングシュート。これも決定的な場面だったが、GK村上葵が鋭い反応で弾き出した。
1点を追う大津は後半16分、福島京の横パスから村上慶が左足でミドルシュートを放つが、GK藤田がセーブ。1点リードで時計を進める流通経済大柏は後半27分、渡辺に代えてFW福田明史(2年)を投入し、両チーム通じて最初のカードを切る。大津は後半30分、山本と開地に代えてMF内村涼夏(3年)とFW松岡凛(2年)を投入した。
流通経済大柏は後半34分、金子と上田に代えてFW大藤颯太(3年/東京V内定)とMF内田煌生(2年)を投入。大津は同37分、福島京に代わってMF有村颯太(3年)がピッチに入った。最後の反撃に出る大津に対し、流通経済大柏も最後まで集中力を切らさず、そのまま逃げ切り勝利。2-1でビッグマッチを制した。
(取材・文 西山紘平)
●第104回全国高校サッカー選手権特集
第104回全国高校サッカー選手権準々決勝が4日に行われ、浦和駒場スタジアムの第2試合では大津高(熊本)と流通経済大柏高(千葉)が対戦した。前回大会は3回戦で対戦し、流通経済大柏が2-1で勝利した注目カード。夏のインターハイ(全国高校総体)でも準決勝で激突し、0-0からのPK戦を大津が制したが、この日は流通経済大柏が2-1の逆転勝利をおさめ、2大会連続の4強入りを決めた。10日の準決勝では国立競技場で鹿島学園(茨城)と対戦する。
3大会ぶりの4強入りを目指す大津は1回戦の北海戦(○7-1)以来となる3-4-2-1のシステムを採用。GK村上葵(3年)、3バックは右からDF今井獅温(3年)、DF松野秀亮(3年)、DF村上慶(3年/横浜FM内定)と並んだ。中盤はMF福島京次(3年)とMF福島悠士(3年)のダブルボランチで、右ウイングバックにDF開地心之介(3年)、左ウイングバックにDF渡部友翔(2年)。FW山下虎太郎(3年)の1トップの背後で、MF岩崎天利(3年)とMF山本翼(2年)が2シャドーを務めた。
2年連続の国立行きを狙う流通経済大柏は中盤をダイヤモンド型にした4-4-2を採用。GK藤田泰土(3年)、4バックは右から今大会初先発のDF大徳剛矢(2年)、DF廣瀬煌(3年)、DFメンディー・サイモン友(2年)、DF増田大空(3年/磐田内定)と並んだ。中盤はMF島谷義進(3年/水戸内定)をアンカーに置き、右にMF古川蒼真(2年)、左にMF山元琉士(3年)、トップ下にMF上田哲郎(3年)。前線はFW渡辺瞳也(2年)とFW金子琉久(3年)が2トップを組んだ。
流通経済大柏は島谷のロングスローなどセットプレーからチャンスをうかがう。対する大津も前半15分、山下のワンタッチプレーから岩崎が抜け出し、PA内左から左足で狙ったが、シュートはゴール左に外れた。
試合を動かしたのは大津。前半21分、メンディーのクリアを今井が頭で跳ね返すと、再びメンディーがヘディングでクリアしようと競ったこぼれ球が山下に渡り、素早く山本にスルーパスを通す。飛び出してきたGK藤田と1対1を迎えた山本は冷静に右足で流し込み、先制点を奪った。
しかし、流通経済大柏もすぐさま反撃に出る。前半26分、メンディーのロングボールに渡辺と今井が競ったこぼれ球を拾った古川が左サイドをドリブルで縦に仕掛け、グラウンダーのクロス。金子が左足で合わせ、同点ゴールを奪った。
金子はハットトリックを達成した3回戦の大分鶴崎戦(○5-1)に続く2戦連発の今大会4点目。試合を1-1の振り出しに戻すと、前半34分、左サイドからのFKのチャンスに増田が左足で絶妙なクロスを送り、ファーサイドに詰めたメンディーが右足で押し込んだ。
前半のうちに2-1と逆転に成功した流通経済大柏は1点リードで折り返した後半5分にも古川がドリブルから自らフィニッシュ。右足のシュートはゴール左に外れたが、果敢に3点目を狙った。後半14分には増田の左CKから大徳がヘディングシュート。これも決定的な場面だったが、GK村上葵が鋭い反応で弾き出した。
1点を追う大津は後半16分、福島京の横パスから村上慶が左足でミドルシュートを放つが、GK藤田がセーブ。1点リードで時計を進める流通経済大柏は後半27分、渡辺に代えてFW福田明史(2年)を投入し、両チーム通じて最初のカードを切る。大津は後半30分、山本と開地に代えてMF内村涼夏(3年)とFW松岡凛(2年)を投入した。
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(取材・文 西山紘平)
●第104回全国高校サッカー選手権特集



