早生まれの2年生ボランチが選手権で躍動。メンタル面で成長実感の尚志MF星宗介、1年後に“デカい壁”を超える
[1.10 選手権準決勝 尚志高 1-1(PK8-9)神村学園高 国立]
2009年早生まれの2年生ボランチが、選手権でその存在を大いにアピールした。尚志高(福島)MF星宗介(2年=矢板SC出身)は4-3-3システムのアンカーのポジションで4試合連続となる先発出場。今大会で活躍を続けてきた2年生は、神村学園高(鹿児島)戦でも守備範囲広くボールを刈り取るなど、強敵の前に大きく立ちはだかった。
スピードに自信を持っており、相手のトラップ際を狙ってインターセプト。ルーズボールへの出足やカウンター攻撃への対応も非常に速く、身体を投げ出してのタックルで止め切っていた。
「やっぱり自分は足速いのが特長だと思うんで、相手がトラップした瞬間が狙えるっていうのは本当にデカいと思いますし、あとパスカットも結構、足が出る。スライディングで攻撃に繋げたりとかするのは自分の足を褒めるしかない」と自己評価。流れの中でCB西村圭人主将(3年)、CB松澤琉真(3年)と3バックの形を取ることもあるが、ゴール前でクレバーに守っている姿も印象的だった。
相手のクロスやマイナスのラストパスを読み切ってインターセプト。「そこはほんとに(仲村)監督からも『戻れ』とか言われてたんで、中盤なんで自分がやんなきゃいけないですし、そういうところをやらないとチームも終わってしまう」。先輩MFのMF小曽納奏(3年)とMF阿部大翔(3年)のサポートも受けながら、準決勝だけでなく、他の試合でもボールを取り切って攻撃に結びつけていた。
ビルドアップで攻撃を組み立てることも、前線の選手との連係で攻め上がってシュートを打ち切ることもできる。サイズは172cm、63kgと特別なモノはないものの、大会中に先発を掴んだMFが尚志の快進撃を支えていた。
矢板SC(栃木)時代はボランチで尚志にはCBとして加入。ボランチやSBでもプレーしながら経験値を重ね、昨年12月のプレミアリーグプレーオフ決勝では阿部の怪我による緊急出場ながらもすぐにチームを好転させて見せた。仲村浩二監督から「あそこ(アンカー)に入ると凄く締まる」「球際の奪取力がある」と評価されていたMFは、選手権でも活躍できることを証明。その星にとって、矢板中央高(栃木)から東海大を経て鳥取入りしたMF星景虎、尚志から東海大へ進学したDF星慶次郎の2人の兄の影響は、「ほんとに大きいです」という。
1年時から矢板中央の2年連続選手権4強入りに貢献している景虎からは「(上に行くと)ほんとに強度高くなるぞっていうプレーを見せてくれたのはほんとにデカいと思います」。また、尚志の先輩でもある慶次郎の姿からは「楽しんでやってたのが一番印象的だったんで、そういうところを真似しよう、楽しもうと思って出た」。兄たちから学んだことも選手権で表現。強度高く、楽しんで、悔いなく選手権を終えた。
今回の選手権で、特にメンタル面を鍛えられたという。準決勝は34,834人の大観衆の前でのプレーも「ほんとにいつもとあんま変わんなくて、緊張っていうのがあんまなくて。緊張あった方がいいんですけど、楽しみっていうのがほんとに強くて、そういうメンタル面を鍛えれたのがいいかなと思います」。だが、チームは3度目の準決勝敗退。1年後、この舞台に戻ってきて、ベスト4という“デカい壁”を超える。
「本当にここに戻りたいっていうのが一番デカくて、ベスト4の壁がデカいっていうのは(これまでよりも)もっと感じましたし、このチームで勝ちたかったっていうのも大きかったんですけど、自分、今、2年生で良い経験できたっていうのは、ほんとに何より得たモノかなと思います。神村さんがちょっと強すぎた。ほんとにあそこを目指していかないといけないですし、今からやれること、技術とか身体作りとかをもっと自分で吸収して、自分がやって、周りに影響を与えられればいいかなと思います」
選手権後に活動予定のU-17日本高校選抜選出が有力。早生まれのMFはアピールを続けることができれば、U17ワールドカップを目指すU-17日本代表入りのチャンスもある。自身とチームの成長のためにも同世代の才能たちと切磋琢磨。そして1年後、尚志にとって初の決勝進出、日本一を果たす。






(取材・文 吉田太郎)
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2009年早生まれの2年生ボランチが、選手権でその存在を大いにアピールした。尚志高(福島)MF星宗介(2年=矢板SC出身)は4-3-3システムのアンカーのポジションで4試合連続となる先発出場。今大会で活躍を続けてきた2年生は、神村学園高(鹿児島)戦でも守備範囲広くボールを刈り取るなど、強敵の前に大きく立ちはだかった。
スピードに自信を持っており、相手のトラップ際を狙ってインターセプト。ルーズボールへの出足やカウンター攻撃への対応も非常に速く、身体を投げ出してのタックルで止め切っていた。
「やっぱり自分は足速いのが特長だと思うんで、相手がトラップした瞬間が狙えるっていうのは本当にデカいと思いますし、あとパスカットも結構、足が出る。スライディングで攻撃に繋げたりとかするのは自分の足を褒めるしかない」と自己評価。流れの中でCB西村圭人主将(3年)、CB松澤琉真(3年)と3バックの形を取ることもあるが、ゴール前でクレバーに守っている姿も印象的だった。
相手のクロスやマイナスのラストパスを読み切ってインターセプト。「そこはほんとに(仲村)監督からも『戻れ』とか言われてたんで、中盤なんで自分がやんなきゃいけないですし、そういうところをやらないとチームも終わってしまう」。先輩MFのMF小曽納奏(3年)とMF阿部大翔(3年)のサポートも受けながら、準決勝だけでなく、他の試合でもボールを取り切って攻撃に結びつけていた。
ビルドアップで攻撃を組み立てることも、前線の選手との連係で攻め上がってシュートを打ち切ることもできる。サイズは172cm、63kgと特別なモノはないものの、大会中に先発を掴んだMFが尚志の快進撃を支えていた。
矢板SC(栃木)時代はボランチで尚志にはCBとして加入。ボランチやSBでもプレーしながら経験値を重ね、昨年12月のプレミアリーグプレーオフ決勝では阿部の怪我による緊急出場ながらもすぐにチームを好転させて見せた。仲村浩二監督から「あそこ(アンカー)に入ると凄く締まる」「球際の奪取力がある」と評価されていたMFは、選手権でも活躍できることを証明。その星にとって、矢板中央高(栃木)から東海大を経て鳥取入りしたMF星景虎、尚志から東海大へ進学したDF星慶次郎の2人の兄の影響は、「ほんとに大きいです」という。
1年時から矢板中央の2年連続選手権4強入りに貢献している景虎からは「(上に行くと)ほんとに強度高くなるぞっていうプレーを見せてくれたのはほんとにデカいと思います」。また、尚志の先輩でもある慶次郎の姿からは「楽しんでやってたのが一番印象的だったんで、そういうところを真似しよう、楽しもうと思って出た」。兄たちから学んだことも選手権で表現。強度高く、楽しんで、悔いなく選手権を終えた。
今回の選手権で、特にメンタル面を鍛えられたという。準決勝は34,834人の大観衆の前でのプレーも「ほんとにいつもとあんま変わんなくて、緊張っていうのがあんまなくて。緊張あった方がいいんですけど、楽しみっていうのがほんとに強くて、そういうメンタル面を鍛えれたのがいいかなと思います」。だが、チームは3度目の準決勝敗退。1年後、この舞台に戻ってきて、ベスト4という“デカい壁”を超える。
「本当にここに戻りたいっていうのが一番デカくて、ベスト4の壁がデカいっていうのは(これまでよりも)もっと感じましたし、このチームで勝ちたかったっていうのも大きかったんですけど、自分、今、2年生で良い経験できたっていうのは、ほんとに何より得たモノかなと思います。神村さんがちょっと強すぎた。ほんとにあそこを目指していかないといけないですし、今からやれること、技術とか身体作りとかをもっと自分で吸収して、自分がやって、周りに影響を与えられればいいかなと思います」
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