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[選手権ヒーローたちのことば_24]四日市中央工MF國吉祐介「後輩には、プレッシャーに勝って優勝という結果を三重に持ち帰って、監督を喜ばせてあげて欲しい」

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 第90回全国高校サッカー選手権で活躍し、日本高校選抜候補に選出された選手権のヒーローたちに選手権の感想や高校選抜入りへの思い、2012年の目標などをアンケートで綴ってもらった「選手権ヒーローたちのことば」。第24回は決勝こそ累積警告による出場停止で欠場したものの、四日市中央工(三重)の大黒柱としてチームを全国準Vへ導いたMF國吉祐介主将(3年)です。

1.高校サッカー選手権を振り返って(個人、チーム)
「チームは一体感を持って戦う事が出来たから準優勝出来たと思う。自分のプレーはサイドの人が詰まった時にサポートをして逆サイドに展開する事を意識してプレーしていた。悪かった点は、相手に先制される事が多かった。最後の所で失点してしまった事」

2.日本高校選抜メンバー入りへ向けた意気込み
「いろいろなチームの人とたくさんコミュニケーションを取れて本当に良かった。自分達のチームと比較する事とか、サッカー関係の話をして面白かったです。合宿でのプレーは1本とかなら出来ているけど、長い本数試合をしていると、ミスとかが多く出たので納得出来なかった。もっとコンディションを上げていかなくてはいけない。この選考で選ばれて色々な経験をしたいと思っています」

3.2012年、自分の注目してほしいところ
「大学生になるので、新しい環境に慣れてインカレとか総理大臣で優勝したいです。自分は、ロングボールが一番のストロングポイントだと思っています。けれど、流れの中でだったり、相手にプレッシャーを受けた時にそこでボールを奪われてしまうので、ロングボールを蹴れるまでの過程を良くして、ストロングポイントを出していきたい」

4.2012年の進路先チームの注目してほしいところと後輩へのメッセージ
「(大阪体育大学進学予定。大体大は)チーム全体が守備の意識が高いと聞いております。その環境の中で自分からプレーしたいと思います。後輩へは、第90回の選手権で準優勝という結果が出て、1、2年生が多かった事で、周りからのプレッシャーがあるけれど、そのプレッシャーに勝って優勝という結果を三重に持ち帰って、監督を喜ばせてあげて欲しいです」

5.目標とする選手と将来の目標
「目標とする選手は、ACミランのガットゥーゾ選手です。理由は相手チームのエースを潰したり、守備面で頑張って、チームに貢献しているので目標としています。将来は大学でプロを目指すけれど、無理だったら体育の教師か、サッカーの指導者、消防士になりたいと思っています」

※協力:日本高校選抜チーム。アンケートは2月12、13日に実施

(構成 吉田太郎)

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