[MOM275]関西学院大FW呉屋大翔(2年)_初戦3発の怪物は進化の途上
[12.15 大学選手権1回戦 関西学院大4-1広島修道大 BMWス]
母校・流通経済大柏高校が高円宮杯チャンピオンシップ初制覇を成し遂げたこの日、関西学院大FW呉屋大翔(2年)は記念すべきデビューを迎えていた。広島修道大とのインカレ初戦に臨んだ呉屋は前半19分、同28分、後半44分に得点してハットトリックを達成。完璧なデビューを飾った。
1年生だった昨季は、春先はコンディションが整わず欠場が続いたが、主に後期から出場を果たすと出場14試合で14得点を記録。リーグ3位の記録を残すと、今年はさらに得点を伸ばし、24得点を挙げて得点王に輝いた。抜群の得点感覚を誇る彼を、人はいつしか『関西の怪物』と呼ぶようになった。
だが自らはまだ、怪物と呼ばれることに少なからず抵抗を感じている。「自分は個人で打開できるタイプではないので、まだまだだと思っています」。さらにマンマークに付かれることも多くなったことで、プレースタイルの幅を広げることにも挑戦中。この日も献身的にポストプレーをこなした。「ゴールに向かう姿勢も大事だと思いますが、そればかりではダメ。他のこともやりながら得点が取れる選手になりたいです」。怪物はまだ進化の途上にある。
次に戦う早稲田大にはライバルも在籍している。流通経済大柏高時代にしのぎを削ったFW宮本拓弥。高校3年生の時、宮本はCBに転向していたが、FW時代も敵わなかったというイメージの方が強いという。そんな宮本も今はもとのFWに戻り活躍中。ライバルに成長した姿を見せつけるためには、ゴールをお見舞いするしかない。
(取材・文 児玉幸洋)
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第62回全日本大学選手権特集ページ
母校・流通経済大柏高校が高円宮杯チャンピオンシップ初制覇を成し遂げたこの日、関西学院大FW呉屋大翔(2年)は記念すべきデビューを迎えていた。広島修道大とのインカレ初戦に臨んだ呉屋は前半19分、同28分、後半44分に得点してハットトリックを達成。完璧なデビューを飾った。
1年生だった昨季は、春先はコンディションが整わず欠場が続いたが、主に後期から出場を果たすと出場14試合で14得点を記録。リーグ3位の記録を残すと、今年はさらに得点を伸ばし、24得点を挙げて得点王に輝いた。抜群の得点感覚を誇る彼を、人はいつしか『関西の怪物』と呼ぶようになった。
だが自らはまだ、怪物と呼ばれることに少なからず抵抗を感じている。「自分は個人で打開できるタイプではないので、まだまだだと思っています」。さらにマンマークに付かれることも多くなったことで、プレースタイルの幅を広げることにも挑戦中。この日も献身的にポストプレーをこなした。「ゴールに向かう姿勢も大事だと思いますが、そればかりではダメ。他のこともやりながら得点が取れる選手になりたいです」。怪物はまだ進化の途上にある。
次に戦う早稲田大にはライバルも在籍している。流通経済大柏高時代にしのぎを削ったFW宮本拓弥。高校3年生の時、宮本はCBに転向していたが、FW時代も敵わなかったというイメージの方が強いという。そんな宮本も今はもとのFWに戻り活躍中。ライバルに成長した姿を見せつけるためには、ゴールをお見舞いするしかない。
(取材・文 児玉幸洋)
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