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[大学選手権]大会方式変更、決勝でPK戦実施し両校優勝はなし…勝者は来季天皇杯本選出場

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 アパマンショップPresents 平成27年度・第64回全日本大学サッカー選手権大会へ向けての会見が7日に日本サッカー協会で行われた。前回大会覇者・流通経済大の中野雄二監督や総理大臣杯王者・関西学院大成山一郎監督や、阪南大MF松下佳貴(4年=松山工高)、慶應義塾大MF端山豪(4年=東京Vユース)、明治大FW和泉竜司(4年=市立船橋高)、早稲田大DF金沢拓真(4年=横浜FMユース)が登壇した。

 会見では乾真寛技術委員長(福岡大監督)から大会方式の変更について説明があった。来季の天皇杯でアマチュア枠が1枠増加。過去の天皇杯での成績を比較し、JFLクラブを上回った大学側がこの枠を獲得。今季の全日本大学選手権で優勝した大学は、来季の天皇杯本戦から出場することになった。

 これにより、これまで延長戦で決着がつかなかった場合には両校優勝としていたが、この制度は消滅。延長戦で勝負が決まらなかった際にはPK戦で勝負をつけ、頂点に立つ一校を決めることになった。

 また1回戦から延長戦を行うことも決定。延長戦は15分ハーフで行われる。また交代枠も増加し、最大7名だった交代要員が9名に増えたのに加え、延長戦に突入した場合には、さらに2名を交代することができる。90分間で決着が着かなかった場合には、まさに総力戦で戦うことになる。

 大会は12月8日に関東近郊で開幕し、決勝は19日に浦和駒場スタジアムで行われる。

(取材・文 片岡涼)
●第64回全日本大学選手権特集

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