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インカレ11日開幕!明治3冠か、法政連覇か…初出場桐蔭横浜、立正大にも注目

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関東地区代表は12月14日の2回戦からの登場となる

 第68回全日本大学サッカー選手権大会が11日より開幕する。9日にはJFAハウスで開幕記者会見が行われ、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長、全日本大学サッカー連盟の中野雄二技術委員長、関東地区代表として出場する6大学の代表選手が出席した。

 会見の場で中野技術委員長が「関東の大学は実力伯仲。今季は明治大学がタイトルを独占する状況ですが、他の大学が意地をみせられるかにも注目してほしい」と見どころを説明。田嶋会長も「将来の日本代表に通ずる大会」と期待を寄せた。

以下、出席選手コメント

DF山川哲史はキープレーヤーに三笘薫の名前を挙げていた

●筑波大DF山川哲史(4年=神戸U-18/神戸内定)
「毎試合大量得点を取って勝てるようなチームではない。失点を抑えつつ、90分だけでなく、延長戦、PK戦まで頭に入れてしたたかに勝つことを意識して大会に臨みたい。そういう試合を一試合ずつできていけば、優勝も見えてくると思います」

DF加藤威吹樹も「双子対決」への意欲を語った

●法政大DF加藤威吹樹(4年=広島ユース)
「チームの目標は連覇を取りにいきたい。また今季は天皇杯で注目を浴びて、多くの人から法政大学を見てもらあえたけど、さらに知名度を上げられるように、チームとして試みていきたいと思います」

MFイサカ・ゼインは「橘田健人に注目してほしい」とキープレーヤーを挙げていた

●MFイサカ・ゼイン(4年=桐光学園高/川崎F内定)
「桐蔭横浜大学はインカレ初出場になります。リーグ戦同様、守備を大切に戦っていきたいと思います。桐蔭横浜大学をサポートしてくださる方々のためにも結果で恩返ししたいので、一戦必勝で戦って、その先に優勝があればと思っています」

FW佐藤亮は「今季1勝1敗の筑波大学にしっかりと勝って、勝ち越したい」と気合十分に話していた

●FW佐藤亮(4年=FC東京U-18)
「今季は全てのタイトルを取ってきましたが、インカレはさらに厳い戦いになることが予想されます。自分たちの敵は自分たちだと言い聞かせることが非常に大事だと思っています。応援に回った4年生の姿にも注目してほしい。そういった選手が声を荒げて応援する姿をみれば明治の神髄が分かっていただけると思います」

関東L得点王のFW人見拓哉は堅守速攻にさらに磨きをかけて戦うと話した

●FW人見拓哉(4年=矢板中央高/琉球内定)
「チームの目標だったインカレ出場を果たすことができ、新たなインカレ優勝という目標に向けて、チーム一人ひとりが一戦一戦戦ってしっかりと結果として出せればと思います。立正大学の知名度をもっと広げられるように頑張りたいと思います」

FW加藤陸次樹は「双子対決の実現」を切望

●FW加藤陸次樹(4年=広島ユース/金沢内定)
「中央大学は7年ぶりということで、現在所属している選手は誰一人経験したことのない大会なので、常にチャレンジャー精神で臨みたい。個人としては最後に双子対決をしたいと思っている。準決勝まで行くと地元埼玉のNACK5スタジアムで試合をすることが出来るので、実現するために頑張っていきたいと思います」

12月22日の決勝に勝ち上がるのはどこの大学になるか

(取材・文 児玉幸洋)
●第68回全日本大学選手権(インカレ)特集

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