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東海大DF佐藤颯人、恩師栗田監督に恩返し弾「成長した姿をみせたかった」

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東海大がPK戦で明治大を破った

[1.9 #atarimaeniCUP2回戦 明治大1-1(PK2-4)東海大]

 東海大(関東9)の起死回生の同点弾は後半38分、DF面矢行斗(4年=東海大仰星高/栃木内定)が蹴ったFKをDF米澤哲哉(4年=湘南工科大附高)が合わせると、クロスバーをかすめてゴール前にこぼれる。これをDF佐藤颯人(4年=東海大相模高)が押し込んで、試合を振り出しに戻すことに成功。佐藤颯はPK戦でも3人目のキッカーをしっかりと務め、明治大(関東2)撃破に貢献した。

 明治大とはアミノバイタルカップの1回戦でも対戦していた。当時はFW小柏剛(4年=大宮ユース/札幌内定)やDF蓮川壮大(4年=FC東京U-18/FC東京内定)といった選手が加入内定先クラブに帯同していたため、主力選手数名が不在。しかし今回はプロ内定12名を発表した“本気の明治”との対戦になっていた。

 佐藤颯は明治との対戦を誰よりも楽しみにしていた。理由は敵将の栗田大輔監督が、中学生時代にプレーしたFCパルピターレで3年間師事した恩師だったからだ。「またやれる機会があって、個人的に負けたくない思いがすごくありました」。年明けに無料通話アプリ『LINE』を通じて新年のあいさつとともに「また明治とやれるのを楽しみにしています」と送ると、「次の明治は違うよ」と返ってきたという。

「試合前にも『気合入っているね』『楽しいゲームをしよう』と言ってくれました。栗田監督には中学時代から人間性の部分、謙虚さ、ひたむきさを言われていて、自分も大切にしてサッカーをやってきました。それも体現したかった。成長した姿をみせたかったところもありました。栗田監督に勝てたことは個人的にすごくうれしいです」

 昨年度は関東2部で11位に終わり、神奈川県リーグへの降格の憂き目にあった東海大だが、“勝てなかったチーム”から“力強く勝ち切るチーム”へと瞬く間に変貌を遂げた。シーズン2度の明治大撃破という結果が、強さがフロックでないことを証明している。「昨年日本一のチームを倒したからにはベスト8では負けられない。もっともっと先を、優勝を目指してやっていきたいです」。東海大は11日、アミノバイタルカップの3回戦で敗れている日本大とベスト4をかけて対戦する。 

(取材・文 児玉幸洋)
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