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桐蔭横浜大の水戸内定FW寺沼星文がインカレベストFWに!次は「水戸をJ1に上げることが目標」

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FW寺沼星文がインカレベストFWを獲得

[1.1 インカレ決勝 新潟医療福祉大 2-3 桐蔭横浜大 国立]

 桐蔭横浜大のFW寺沼星文(4年=FCトリプレッタユース/水戸内定)がインカレベストFWを受賞した。

 今大会、準決勝まで得点を決めることが出来ていなかったが、決勝では前半26分、FW山田新(4年=川崎F U-18/川崎F内定)のオーバーヘッドがクロスバーに当たって跳ね返ったボールを押し込んで、1-1の同点にするゴールを決めた。

「ゴールはこぼれ球だけでしたが、大舞台で決めることが出来て良かった。ここまでゴールがなかったので、今日は絶対に決めたいと思っていて、点を決められて良かった。(山田)新が大会MVPだったので、(ベストFWは)付属品じゃないけど(笑)、結果で評価してもらえてよかったです」

 Jリーグ入りを13人が決める今季の桐蔭大にあって、寺沼も水戸ホーリーホックへの入団が内定している。身体能力は誰も評価するところだったが、大学でプレーの精度を上げ、そして幅を広げたことで、プロ入りを掴んだ。

 プロ1年目の目標を「2桁得点を取って、水戸をJ1に上げることが目標です」と力強く話した寺沼。「プロは厳しい世界だと思うけど、きつい時もこの日を思い出して、プロでの日々を過ごしていきたい」と活躍を誓った。

(取材・文 児玉幸洋)
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