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[MOM1140]筑波大MF篠田翼(3年)_家族の悲願、大学最後の兄弟対決を実現させる決勝弾

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MF篠田翼

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.21 インカレ準々決勝 大阪体育大0-1筑波大 カンセキスタジアムとちぎ]

 家族の悲願を自らのゴールで手繰り寄せた。前半からボールを保持してゲームを進めた筑波大(関東1)だったが、5バックで守る大阪体育大(関西6)の守備網をこじ開けることができない。

 しかし後半39分、ついに均衡が破れる。左サイドからDF池田春汰(2年=横浜FMユース)が斜めに鋭いパスを入れると、MF大谷湊斗(1年=昌平高)がエリア内で粘って落とす。これを受けたMF篠田翼(3年=昌平高)が切り返しで相手を外すと、右足で力強いシュートを蹴り込んだ。

「5バックの相手は1-0、0-0という試合が多い。もどかしい試合だったけど、絶対にチャンスが来るのは分かっていた。(ゴールの場面は)走ったら転がってきた。きた!って感じ。切り返したのは体が勝手に反応した。後輩からのパス?助かりました(笑)」

 組み合わせが決まった段階で、“運命”を感じた。筑波大が勝ち上がれば、準決勝で日本体育大と東海学園大の勝者と対戦することになった。そして日体大には1歳年上の兄・篠田大輝(4年=昌平高/鳥取内定)が在籍。グループリーグで全試合全得点を決めた絶好調の兄との再会を楽しみに、準々決勝も戦っていた。

 先日、家族で作ったグループLINEが動いた。「大学最後に2人で同じピッチに立っているところが見たい。勝ってくれ」。あまり来ることがないという父親からのメッセージだった。「これは熱いなと思った。自分も調子がよくて、自分が勝たせてというイメージもありました」。思い通りの結果に、笑顔がこぼれた。

「今日もスタメンで出たかったけど、伊吹君(戸田コーチ)に途中からと言われたので、途中から出て点を取るだけだなという感じ。役割を全うできたというか、その通りの仕事ができて嬉しい。次もまだメンバーは分からないけど、途中からでもスタメンでも、同じように点を取ってチームを勝たせたいと思います」

(取材・文 児玉幸洋)


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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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