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筑波大が9年ぶりインカレ制覇に王手!! 日体大を3-0撃破、決勝は関東王者vs2位の対決に

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筑波大が3-0で勝利

[12.24 インカレ準決勝 日本体育大 0-3 筑波大 カンセキ]

 第74回全日本大学サッカー選手権大会は24日、準決勝を行い、関東王者の筑波大(関東1)が日本体育大(関東7)を3-0で破った。前回優勝した2016年以来9年ぶりの決勝進出。27日の決勝は国士舘大(関東2)との対戦で、関東大学リーグで頂点を争ったチーム同士の最終決戦となった。

 筑波大は4-2-3-1の布陣でGKは佐藤瑠星(4年=大津高/浦和内定)。4バックは左からDF池田春汰(2年=横浜FMユース)、DF小川遼也(3年=富山U-18)、DF池谷銀姿郎(3年=横浜FCユース)、DF布施克真(1年=日大藤沢高)が並んだ。ダブルボランチはMF徳永涼(3年=前橋育英高)とMF矢田龍之介(1年=清水ユース)で、2列目は左からMF山崎太新(4年=横浜FCユース/大分内定)、FW大谷湊斗(1年=昌平高)、MF清水大翔(2年=C大阪U-18)。1トップはFW小林俊瑛(3年=大津高)が入った。

 対する日本体育大は3-4-2-1の布陣でGKは原田眞透(2年=日体大柏高)。3バックは左からDF勝田大晴(3年=矢板中央高)、DF大村海心(2年=静岡学園高)、DF小笠原広将(4年=市立船橋高)が並び、ウイングバックは左にDF井上斗嵩(3年=岡山学芸館高)、MF近藤広琉(3年=松本U-18)が入った。ダブルボランチはMF田中遥稀(3年=帝京高)とMF宮下菖悟(4年=FC東京U-18)が構え、シャドーは左にFW篠田大輝(4年=昌平高/鳥取内定)、右にFW松山北斗(3年=帝京長岡高/甲府内定)。1トップはFWスタチオーリ・ミケーレ(4年=横河武蔵野FC U-18)が起用された。

 試合は立ち上がりこそ日本体育大が攻め込む場面もあったが、その後は筑波大が一貫して主導権を握った。すると前半10分、中央に絞って受けた清水がスルーパスを送り、これに大谷が抜け出すと、鋭い切り返しから創造性あふれるクロスをふわりと配球。小林のヘッドは原田のセーブに阻まれたが、エリア内に潜り込んでいた清水がワンタッチで押し込んだ。

 筑波はその後も攻め手を緩めず、中央へのパスを有効に使いながらのサイド攻撃で日本体育大を圧倒。カウンターを狙ってくる相手には小川、池谷のCBコンビがことごとく潰し切っていた。前半33分には日本体育大が左サイドを篠田が突破し、松山がシュートを狙ったが、ここも小川が完璧なシュートブロックで防いだ。

 そこから再びスイッチを入れ直した筑波大は後半38分、徳永のロングパスに大谷が抜け出すと、相手を背負いながらゴール方向を向き、積極的なシュートでGKを強襲。同40分には大谷のスルーパスに池田が抜け出すと、マイナス方向のクロスに小林が反応する。いずれも相手守備陣に阻まれたが、勢いを持ったままハーフタイムを迎えた。

 ところがハーフタイム明け、日本体育大は後半2分に松山を下げてFW天野悠斗(1年=G大阪ユース)を入れると、そこから一気に攻め立てた。まずは同4分、中盤でこぼれ球を拾った天野が果敢なロングシュートを放ち、筑波GK佐藤がなんとかゴールマウスに戻って弾き切る。

 なおも攻める日本体育大は後半6分、勝田のロングスローで攻め込むと、これをミケーレが頭でそらし、井上がペナルティエリア内で競り勝ってラストパス。これに天野が狙ったが、徳永がゴールライン際でスーパーなブロックを見せ、筑波大はなんとかリードを守る。また同8分にもロングスローを起点に田中が右足で狙ったが、左に大きく外れた。

 その後も日本体育大の優勢が続き、後半13分には左サイドを井上が駆け上がると、これを篠田がうまくつなぎ、井上がマイナス方向にクロス。これを田中が左足で狙ったが、ゴールマウス上に外れた。筑波大は同15分、清水に代わってMF篠田翼(3年=昌平高)を投入。日本体育大の篠田大輝との“年子”兄弟対決が実現した。

 すると後半25分、劣勢に回っていた筑波がカウンターで突き刺した。中盤で小林が競り合ったボールを山崎がつなぎ、大谷が冷静なフェイントで相手をいなすと、ドリブルで中央突破。最後はスルーパスを左前に送り、これに抜け出した山崎が左足でゴール右隅に流し込んだ。山崎は今大会2点目。これで2-0となった。

 優勢を活かせなかった日本体育大は後半27分、再びスイッチを入れ直し、大村の果敢な攻め上がりから天野が右につなぐと、波状攻撃から田中がクロス。これにミケーレが豪快なバイシクルキックで狙ったが、惜しくも左に外れる。同42分には198cmの長身FW赤井ウェズリー景太(4年=三菱養和SCユース)を入れて最後の攻勢を狙った。

 だが、次の得点も筑波大。後半アディショナルタイム1分、筑波大は徳永のパスを小林がワンタッチでつなぐと、篠田のシュートがゴール前へ。これは近藤にかき出されたが、小林が詰めて決めた。そのままタイムアップ。筑波大が関東対決を制し、9年ぶりの決勝進出を決めた。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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