beacon

「自分たちの方が上」U-20W杯アジア最終予選に臨むU-19代表、イランとの初戦へ確固たる自信

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.24 練習試合 U-19日本代表3-1草津]

 13年U-20W杯の出場権を懸けたAFC U-19選手権UAE2012初戦でU-19日本代表はイランと対戦する。すでに選手たちはイランの映像をチェック。相手はウズベキスタンに2-0で勝利するなど予選4試合を無失点で全勝してきた難敵だが、選手たちは確固たる自信を持っていた。CB遠藤航(湘南)は「前線にはスピードのある選手がいて、その選手に対しての裏へのボールだったり、カウンターで一発というのが得点シーンでは多かった。(だが)そういうところの対応というか攻めているときのリスクマネージメントがしっかりできれば大丈夫かなと思っている。切り替えとかもしっかり速く帰陣出来れば、そんなにボールを動かせるチームではないということは監督からも言われている」と説明。エースFW久保裕也(京都)も「(相手DFは)1対1の部分は凄く強いけれど、チームで連動して上手く相手に掴まれないように動いたら、簡単にボールを受けたりできるかなと思いました」と自信を口にしていた。

 イラン、クウェート、そして開催国のUAEと続く対中東勢3連戦のファーストラウンド。もしも敗れるようなことがあれば失速しかねない大一番だ。ただ、この日草津の主力組から唯一ゴールを決めたMF田鍋陵太(名古屋)も「(イランの印象は)前線が凄く上手いという印象がありました。でも(対戦)相手がそんなにプレッシャーをかけていなかったというのもありますし、自分たちがしっかりプレッシャーをかけて止めれば、そんなに怖くはない。ウチにもいいFWはいますし、中盤にもいい選手がいるので、自信を持って『自分たちの方が上』と言えると思います」ときっぱり。初戦で快勝して勢いに乗り、4強入りして3大会ぶりとなる世界切符を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
AFC U-19選手権UAE2012特集

TOP