beacon

大会後は日本代表をシャッフル? ザック「コンフェデまでが一つの区切り」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アルベルト・ザッケローニ監督の日本代表監督就任から3年が経った。その間、日本代表はアジア杯優勝、W杯出場権獲得と結果を残している。ここまでの成果については、イタリア人指揮官も満足している。だが、チームをさらに前進させるためにも、コンフェデレーションズカップ後には、日本代表のメンバーを入れ替えるプランがあることを明かした。

「W杯予選、コンフェデレーションズカップまでを一つの区切りとして、ここからあと1年で、いよいよ(ザック・ジャパンの)最終章に入ると思います。ここから1年は、選手のコンディションなどを見極めながらやっていかないといけないでしょう」と、イラク戦の前日記者会見で語った。

 前回のW杯の前には、MF本田圭佑が急速に頭角を現すなど、大きな変化がチームに見られた。ザッケローニ監督も、若手の台頭を確認しており、コンフェデレーションズ杯後には、代表メンバーを入れ替えることを示唆している。

「コンフェデレーションズ杯までは、これまで主力を演じてきたメンバーで構成します。コンフェデが終わったら最終章に入るので、そこからまた全員がスタート地点に戻り、新しい競争が始まるということになるでしょう。当然、Jリーグでも良い若手が育ってきていますし、良い競争があるのではないかと思います」

 2014年のW杯で史上初のベスト8以上を目指す日本代表。まずは、ここまで戦ってきたメンバーで一丸となり、イラク戦とコンフェデレーションズ杯に挑む。
(取材・文 河合拓)

▼関連リンク
ブラジルW杯アジア最終予選特集

TOP