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0-4完敗から8か月…今野「全然進化していない」

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[6.15 コンフェデレーションズ杯A組 日本0-3ブラジル ブラジリア]

 完全に崩されたという実感はなかった。しかし、結果は3失点の完敗。DF今野泰幸(G大阪)は「ポジティブなところはあまりない。結局は3失点しているので……」と、DFリーダーとして自責の念に駆られた。

 前半3分、後半3分、後半ロスタイム。ブラジルは得点時間も効果的だった。「中央を崩されて崩されてというのはなかったけど、2つはサイドからで、一つはカウンター。崩されたという失点はなかったけど、収穫はなかった。それぐらいやれて当たり前だと思うし」。最後はやるか、やられるか。ブラジルに見せつけられた決定力に脱帽するしかなかった。

 昨年10月の欧州遠征では中立地のポーランドで対戦し、やはり0-4の完敗。今回は24年ぶりとなる敵地でのブラジル戦で、しかもコンフェデレーションズ杯という公式大会の開幕戦だった。

「0-4から進化しているところを見せたかったけど、全然進化していない。自分たちが伸びていないということを実感させられる厳しい試合だった」。ブラジルW杯まで残り1年というタイミングで痛感させられた世界トップとの差。この経験を糧にできるかは選手たち次第だ。

(取材・文 西山紘平)

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