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東アジア杯開幕、なでしこジャパンは中国下し白星発進

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[7.20 東アジア杯 日本女子2-0中国女子 ソウル]

 東アジア杯(韓国)が20日、開幕した。日本女子代表(なでしこジャパン)は中国女子代表と対戦。前半36分にMF安藤梢の得点で先制したなでしこは、後半13分にもMF中島依美のゴールで加点。2-0で勝利し、白星発進を決めた。この後なでしこは、25日の第2戦で北朝鮮女子代表(華城/17時15分キックオフ)と、27日に行われる第3戦で韓国女子代表(蚕室/20時キックオフ)と対戦する。

 かつてはアジア屈指の強さを誇った中国女子代表だが、近年はなでしことの力関係が逆転。3月に行われたアルガルベ杯の5位決定戦で対戦した際も1-0で制するなど、なでしこにとっては完全に苦手意識は払拭されている。

 この試合でもなでしこは「強さ」を見せた。前半26分、FW大儀見優季の浮き球パスで抜け出した安藤がバウンドを合わせてダイレクト右足でシュート。これがゴール左隅に突き刺さり、なでしこが先制に成功した。

 後半に入っても落ち着いた試合運びを見せたなでしこ。13分には前半の先制点直後に安藤と交代でピッチに入っていたMF中島依美が、大儀見の横パスを受けて左足を振り抜く。抑えたシュートがゴールネットを揺らし、追加点をもたらした。 

 先月には欧州遠征を行うなど、確実なチーム強化を図るなでしこジャパン。アジアではもう負けられない。そんな気持ちの強さも感じさせる完勝をおさめ、3連覇へ向け好発進を決めた。


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