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中国戦から先発3人変更か、A代表デビューへ豊田「楽しみ」

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 日本代表は23日、韓国北部の坡州(パジュ)で練習を行い、25日のオーストラリア戦に向けて調整した。戦術練習ではFW豊田陽平(鳥栖)、FW齋藤学(横浜FM)、DF鈴木大輔(柏)が主力組とみられるチームに入り、フィールド選手では中国戦の先発メンバーから3人を入れ替える可能性が出てきた。

 1トップでの先発デビューが近づいた豊田は「いいトレーニングが積めているし、しっかり意図やコンセプトを理解してやろうと思っている」と強調。21日の中国戦(3-3)は出番がなく、A代表デビューは持ち越しとなったが、「出られなくて準備するだけに終わった。次こそはという気持ちが出た」と、代表への思いはさらに強まった。

 オーストラリアは中国以上に長身選手がそろう。185cmとフィールド選手では最長身の大型ストライカーへの期待も自然と高まる。激しい肉弾戦が予想されるが、「(オーストラリアには)190cm台の選手もいると聞いている。楽しみです。ぶつかるところは苦にしない。そこは楽しみです」と力強い。

 この日の戦術練習ではSBを高い位置に押し出し、サイドで数的優位をつくってからのクロスというパターンを繰り返し確認した。「駒野さんのクロスはすごく意識しているし、Jリーグでもイメージがある。クロスボール(に合わせる)というのは自分の強みだし、しっかり出していきたい。練習からそれぞれの選手の特徴を見ながらやっていたけど、口で言うのは簡単なので。試合の中でうまく合わせていきたい」。FW柿谷曜一朗、FW工藤壮人に続くデビュー戦ゴールで、日本を今大会初勝利に導く。

▼戦術練習でのチーム分け
[グレービブス組]
    豊田

齋藤  高萩  工藤

  青山  山口

槙野      駒野
  栗原  鈴木

[ビブスなし組]
    大迫

原口  柿谷  山田

  扇原  高橋

徳永      森脇
  森重  千葉

(取材・文 西山紘平)
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