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齋藤がA代表初先発へ 「スピードで違いを」

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 中国戦(3-3)に後半27分から途中出場し、A代表デビューを果たしたFW齋藤学(横浜FM)が25日のオーストラリア戦で初先発を飾る可能性が出てきた。23日の練習では主力組とみられるチームの左サイドハーフでプレー。「先発? 分からない。どっちなんだろうって。チャンスがあれば、という感じです」と控えめながらも準備は整っている。

 中国戦では後半27分からピッチに入ったが、相手が日本のSBの裏にロングボールを放り込んでくる展開になかなかボールに触れず、自分の持ち味を出し切れなかった。オーストラリア戦も大柄な相手との一戦になるが、169cmとひと際小柄な齋藤にとっては「基本、だいたい自分より大きい相手なので、やることは変わらない」と臆することはない。「スピードとかで違いをつくれればいいかなと思う」と、スピードと俊敏性で相手をかき回すつもりだ。

「相手との駆け引きが生まれてくるので、最初から出られれば、一から駆け引きできるかなと思う」。海外組を含め、最もポジション争いが熾烈なサイドハーフで生き残っていくためにも、他の選手にはない持ち味を発揮し、目に見える結果を求めていく。

(取材・文 西山紘平)
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