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約2時間に及んだ戦術確認…3-4-3もチェック

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 日本代表は2日、大阪府内に集合し、6日のグアテマラ戦(長居)、10日のガーナ戦(日産ス)に向けて合宿を開始した。初日の練習には、右太腿痛のため宿舎で静養したDF酒井宏樹、3日から合流するFW香川真司、MF長谷部誠、DF長友佑都、DF酒井高徳、GK川島永嗣を除く17人が参加。攻守にわたる細かい戦術確認は約2時間に及んだ。

 守備練習では基本布陣である4-2-3-1とともに、3-4-3の確認も行った。ボールがどこにあるかによってだれがプレッシャーをかけ、最終ラインはどこに設定するか。ザッケローニ監督は細かくポジショニングを指示した。攻撃練習ではサイドでいかに数的優位をつくるかに重点を置き、こちらは4-2-3-1のシステムでのみ確認した。

 MF遠藤保仁(G大阪)は「コンフェデも終わって、見えた課題もある。大前提としてチームのやり方を確認したかったんじゃないかなと思う」と、指揮官の思いを代弁。「これだけ確認に時間を費やしたのは久々。もう一度見直すという感じだと思う」。6月のコンフェデレーションズ杯と8月14日のウルグアイ戦の計4試合で13失点を喫した守備の立て直しに初日から着手した。

以下、練習での布陣図

【守備練習1本目:4-2-3-1】
    大迫

齋藤  本田  工藤

  遠藤  山口

伊野波     内田
  今野  吉田

【守備練習2本目:4-2-3-1】
    柿谷

清武  本田  岡崎

  青山  山口

今野      内田
  伊野波 森重

【守備練習3本目:3-4-3】
    大迫
 岡崎    本田

伊野波     内田
  遠藤  山口

今野  森重  吉田

【守備練習4本目:3-4-3】
    柿谷
 清武    工藤

今野      内田
  青山  山口

伊野波 森重  吉田

【攻撃練習1本目】
    大迫

清武  本田  岡崎

  遠藤  山口

伊野波     内田
  今野  吉田

【攻撃練習2本目】
    柿谷

齋藤  本田  工藤

  青山  山口

今野      内田
  伊野波 森重

(取材・文 西山紘平)

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