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キプロス戦の走行距離にショック?香川「悲しかった」

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 事前キャンプ地であるアメリカ・タンパ近郊のクリアウオーターのチーム宿舎で報道陣の取材に対応した日本代表FW香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)が27日のキプロス戦(1-0)をあらためて振り返った。

「体のキレはまだまだだったし、運動量でも走行距離が8km、9kmだったので悲しかった。もっと走っているイメージだった」と話し、報道陣を笑わせた。普段、マンチェスター・Uでは「11km台後半から12km台前半が平均」だという走行距離。相手との力関係で守備に走る機会が少なかったとはいえ、「それでもきつかったし、リバウンドも来た」と、想像以上に鹿児島・指宿合宿でのフィジカルトレーニングが過酷だったようだ。

「あそこまで追い込んだ中で迎える試合はない」。フィジカルコンディションという面では、ある意味、キプロス戦が最低の状態。ここからは疲労も抜け、体のキレや運動量も増していく確信がある。チームがキャンプを張るクリアウオーターはビーチリゾート地で、宿舎の外には美しいビーチが広がる。「バカンスのような雰囲気。リフレッシュするところはリフレッシュして、負荷を上げる作業は終わったし、こないだの試合で出た課題を共有して、ここでの練習と2試合で連係面を含めて高めていきたい」。心機一転、ブラジルW杯に向けた準備も第2段階に入る。

(取材・文 西山紘平)

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