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U-16代表、仮想AFC U-16選手権第2戦落とす

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 バンコク遠征を行っているU-16日本代表は11日、U-17バンコクグラスと親善試合を行い、2-3で敗れた。前半20分にDF松岡大智(C大阪U-18)のゴールで先制した日本だが、その後、29分、45分+1、後半1分と、立て続けに3失点。後半40分にFW崎村祐丞(福岡U-18)がPKを沈め、1点を返したが、反撃もここまでだった。

 9月に同地で行われるAFC U-16選手権を想定して行われた今遠征。4試合を戦う中で、それぞれグループリーグ(GL)と決勝トーナメント1回戦を想定した戦いを組んでいた。初戦は何とかものにすることが出来た日本だが、GL第2戦と想定したこの日の試合で敗戦。JFAによると、吉武博文監督は「先制するもその後ペースを乱し、2失点という日本チームの弱点を露呈する結果となり非常に残念でした」。ただ、本番でも想定される展開だけに、「これで予選リーグを勝ち抜くには最終戦で最悪でも引き分け以上という条件になったので、ここをどう切り抜けるかが楽しみ」と選手たちの奮起に期待した。

 選手たちも気合を入れ直す。MF藤本寛也(東京Vユース)は「事前の準備と自分たちでスイッチを入れることの重要性を言われ続けてきたにも関わらず、ロッカールームでの準備に始まり、ウォーミングアップでも、スイッチを入れることが出来ませんでした。次の試合では最初から120%の状態で試合に臨めるようにしていきたい」と修正点を挙げる。崎村は「第3戦はこの試合の課題を活かして絶対に勝利したいと思います」と力を込めた。

 第3戦は13日、AFC U-16選手権の決勝トーナメントでも対戦する可能性があるU-16タイ代表と対戦する。

以下、出場メンバー
GK:大迫敬介(45分→鶴田海人)
DF:下口稚葉、森岡陸、梶山幹太(51分→阿部雅志)、松岡大智
MF:佐々木匠、小野湧哉、藤本寛也(68分→渡辺皓太)
FW:崎村祐丞、石川啓人、渡邊陽

[控え]
GK:原田岳
DF:西本卓申、堂安律、森下怜哉
MF:菅大輝、田中碧
FW:安井拓也、杉浦文哉

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