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代表候補合宿2日目…武藤と山口が「大事を取って」別メニュー

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 千葉県内で合宿中の日本代表候補は13日、午前と午後の2部練習を行った。午前は完全非公開で約1時間半、戦術確認のトレーニング。午後は公開で行われたが、FW武藤嘉紀(F東京)とMF山口蛍(C大阪)は別メニューで調整した。

 前日12日の練習で右膝上を痛めて途中離脱した武藤はこの日午前に千葉県内の病院で検査を受けた。午後練習ではグラウンドに姿を見せたが、チームとは別調整。霜田正浩技術委員長は「腿前の打撲。大事には至っていないが、大事を取って練習はやらせない」と軽傷であることを強調した。

 山口は昨年9月に手術した右膝の状態を考慮しての対応となった。霜田委員長は「去年手術した膝を連戦で酷使しているし、疲れがたまっている。大事を取って無理をさせない」と説明。午前練習は部分参加したそうで、午後もグラウンドの周囲をランニングするなど大きな問題はなさそうだった。

 霜田委員長は「週末もがんばってほしいので無理をさせないということ」と力説。武藤も山口も、週末のリーグ戦を見据えて無理をさせないとの判断のようだ。

[写真]合宿初日の練習前に笑顔でファンに手を振るFW武藤嘉紀

(取材・文 西山紘平)

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