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サプライズ演出に満面の笑み…バースデー弾狙うU-23代表MF南野「最高の誕生日にできるように」

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 サプライズ演出に思わず満面の笑みを浮かべた。勝てば決勝トーナメント進出が決まるグループリーグ第2戦タイ戦が行われる1月16日、FW南野拓実(ザルツブルク)は21歳の誕生日を迎える。翌日に控えたバースデーを前に、サプライズでケーキを贈られた南野は、「こういうのは初めてですね。ケーキを用意をしてもらうのはメッチャ久し振りです」と白い歯をこぼした。

 21歳となる日にタイ戦を迎えることで、「誕生日に大事な試合ができるというのは、僕としてはすごい幸せなこと」と語ると、「勝って皆で勝利を分かち合えれば最高ですし、そういう一日にできるようにしっかり準備したいと思います」と21歳を最高の形でスタートできるようにと必勝を誓った。

 13日に行われた初戦の北朝鮮戦では本領発揮とはいかず。ボールに効果的に絡めずに後半17分にピッチを後にした。本人も「自分のプレーができなかった」と悔しさを滲ませていた。

 初戦の悔しさを晴らし、最高の誕生日にするためにも、「しっかりとゴールでチームに貢献したい気持ちがあるので、チャンスがあるようならゴールでチームに貢献したい」とチームを決勝トーナメントへと導くバースデー弾を狙う。

(取材・文 折戸岳彦)

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