U-19日本代表の注目FW岩崎「高校サッカーでは頭ひとつふたつ抜けるくらいの存在にならないといけない」
U-19日本代表候補FW岩崎悠人(京都橘高)が今年の高校サッカーで「頭ひとつふたつ抜けるくらいの存在にならないといけない」と誓った。昨年はU-17日本代表、U-18日本代表、そして日本高校選抜でフル回転の活躍。特に大雨の中で行われたU-17韓国代表戦(3月、サニックス杯)では水たまりのできたピッチで一人別のレベルにあるかのような馬力、ボディバランスを活かした突破、群を抜く動き出しの量などで韓国DFを圧倒するなど、各チームで存在感を放ってきた。
一方で所属する京都橘高ではなかなか結果を出すことができなかった。期待値の非常に高かった全国高校選手権では厳しいマークの中、素晴らしい突破で抜け出すシーンもつくったが、無得点に終わりチームは初戦敗退。個人としても、全国大会初ゴールは持ち越しとなってしまった。1年時から注目を集めてきたFWも今年は高校ラストイヤー。それだけに「最後の年なんで。今年のチームも面白いチームなんで、インターハイも、選手権も去年以上の成績を目指してやっていきたいです」と力を込めた。
この日、国内でリハビリ中の日本代表DF内田篤人がU-19日本代表候補合宿に訪れ、激励。「誰がどこで見ているか分からない」などのメッセージを受けた。岩崎は「きょうは(U-23日本代表監督の)手倉森さんも来ていましたし、誰かが見ているんで常に100パーセントでやらないといけないですし、上手く行かなくても絶対に誰かが見てくれている」。
将来へ向けたアピールをするという面だけでなく、自分のプレーを分析してくれる人に勇気づけられたこともあるという。「結構Jのスカウトさんとも話をするんですけど、ちょっとしたところの動き出しをほめてくれたり。見てくれているので調子が悪くてもそういう言葉に助けられた」。その言葉をエネルギーとして、成長に繋げてきた。
昨年は年代別日本代表のチームメートでもあるFW小川航基が自身にプレッシャーをかけながら飛躍を遂げた。今年、岩崎は高校サッカーで突き抜ける存在になる意気込みだ。「そうならないとプロではやっていけない。高校サッカーでは頭ひとつふたつ抜けるくらいの存在にならないといけない」と高い目標を掲げた。自身よりも1、2学年上の世代であるU-19日本代表の熾烈なFW争いでも結果を出し続けて、抜け出す存在になる。
(取材・文 吉田太郎)
一方で所属する京都橘高ではなかなか結果を出すことができなかった。期待値の非常に高かった全国高校選手権では厳しいマークの中、素晴らしい突破で抜け出すシーンもつくったが、無得点に終わりチームは初戦敗退。個人としても、全国大会初ゴールは持ち越しとなってしまった。1年時から注目を集めてきたFWも今年は高校ラストイヤー。それだけに「最後の年なんで。今年のチームも面白いチームなんで、インターハイも、選手権も去年以上の成績を目指してやっていきたいです」と力を込めた。
この日、国内でリハビリ中の日本代表DF内田篤人がU-19日本代表候補合宿に訪れ、激励。「誰がどこで見ているか分からない」などのメッセージを受けた。岩崎は「きょうは(U-23日本代表監督の)手倉森さんも来ていましたし、誰かが見ているんで常に100パーセントでやらないといけないですし、上手く行かなくても絶対に誰かが見てくれている」。
将来へ向けたアピールをするという面だけでなく、自分のプレーを分析してくれる人に勇気づけられたこともあるという。「結構Jのスカウトさんとも話をするんですけど、ちょっとしたところの動き出しをほめてくれたり。見てくれているので調子が悪くてもそういう言葉に助けられた」。その言葉をエネルギーとして、成長に繋げてきた。
昨年は年代別日本代表のチームメートでもあるFW小川航基が自身にプレッシャーをかけながら飛躍を遂げた。今年、岩崎は高校サッカーで突き抜ける存在になる意気込みだ。「そうならないとプロではやっていけない。高校サッカーでは頭ひとつふたつ抜けるくらいの存在にならないといけない」と高い目標を掲げた。自身よりも1、2学年上の世代であるU-19日本代表の熾烈なFW争いでも結果を出し続けて、抜け出す存在になる。
(取材・文 吉田太郎)