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U-23代表、負傷者続出も…手倉森監督「戦う仲間には必ず縁がある」

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 ケガ人が続出する非常事態だ。U-23日本代表を率いる手倉森誠監督にとって、主力と呼ばれる選手を欠く中、五輪本大会に向けて準備を進めることは痛手に違いないが、指揮官は決して下を向くことはなかった。

 6日、11日に行われるガーナ戦に挑むU-23日本代表メンバーが発表された。MF中島翔哉(FC東京)、FW鈴木武蔵(新潟)、DF松原健(新潟)、DF室屋成(FC東京)ら最終予選メンバーに加え、最終予選後のポルトガル遠征、静岡合宿でメンバー入りを果たしていたMF鎌田大地(鳥栖)などを負傷のために欠くことになった。

 負傷者が相次ぐ状況に指揮官も頭を悩ませていることが想像できるが、「勝負を挑むときに、戦う仲間には必ず縁があるもの」と語り、前だけを見据えていることを強調。「今、ケガをしているメンバーは決して縁がないわけではない。果たして、誰が戻ってくるのだろうという期待感も自分の中にはあります」と、負傷離脱中のメンバーにエールを贈っている。

(取材・文 折戸岳彦)

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