beacon

“アモーレ”ブームに苦笑いの長友、試合後は平愛梨との面会も実現

このエントリーをはてなブックマークに追加

 空前の“アモーレ”フィーバーはおさまる気配がない。キリン杯準決勝・ブルガリア戦(7-2)から一夜明けた4日、日本代表は豊田市内で練習を行った。練習後、取材エリアでDF長友佑都(インテル)が報道陣に囲まれていると、DF吉田麻也が「アモーレ」という文字を表示させた携帯画面を長友に見せながら、その背後を通り抜けた。

 2日の練習後、長友は「自分自身にとって大切な人。『アモーレ』ですね」と、「愛する人」という意味のイタリア語を使って女優の平愛梨との真剣交際を認め、将来的な結婚についても「僕はしたいです」と明言。ブルガリア戦でも、スタンドで応援する平の姿があった。

 長友の左クロスからヘディングシュートを決めたMF香川真司は試合後のミックスゾーンで「長友さんが素晴らしい『アモーレ』をくれた」と笑いを誘い、ロッカールームでも「アモーレの前で俺に浮気したな」と長友をイジった。チーム内でもすっかり“流行語”になっているようで、この日もMF柏木陽介が「みんなイジっているけど、『アモーレ』の使い方が間違ってきている」と苦笑いを浮かべるほどだ。

 この日の練習後、報道陣から「次の試合にも“アモーレ”は見に来ますか?」と聞かれた長友は「ちょっと分からないですね。やたら(アモーレを)使うじゃないですか」と思わず笑った。ブルガリア戦後には「監督に30分だけ面会時間をいただいて、ホテルで会った。家族もいたので」と、直接顔を合わせる時間があったのだという。

「試合を見て喜んでいたし、サポーターのみなさんが彼女に対しても声援や笑顔を下さったことに感謝していた」。束の間のリフレッシュで気持ちも新たにした長友は「こうやってみなさんに祝福していただいて、うれしいし、感謝しているけど、自分はサッカー選手としてピッチで結果を出したい」と、7日のキリン杯決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(吹田S)へ切り替えた。

(取材・文 西山紘平)

TOP