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OA3選手へ、指揮官からの“メッセージ”「ロシアにつなげられるメンバー」

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 五輪代表を率いる手倉森誠監督はU-23世代の選手とともに、オーバーエイジの3選手にも五輪の経験をロシアW杯につなげてほしいと話した。

 1日に発表されたリオデジャネイロ五輪代表メンバー。その中には事前に内定が発表されていたFW興梠慎三(浦和)、DF藤春廣輝(G大阪)、DF塩谷司(広島)のオーバーエイジ3選手の名前があった。

 チームに大きなプラスをもたらす存在である以上、指揮官は「彼らの軸だという意識、責任感を感じてもらわなければいけない」と期待を寄せる。しかし、その一方で「彼らが出続けるというより、チームが勝つことが重要。コンディションを見極めないといけない」とコンディションを重視して起用し、何よりもチームの勝利が重要だと強調した。

「日本サッカーのこれからの勝負はロシアW杯」。その勝負のときまでにリオ五輪代表、そしてU-23世代の選手が成長を遂げ、A代表にメンバー入りしていくことが、日本サッカーの底上げにつながると指揮官は常々話している。そして、U-23世代とともにオーバーエイジの3人にも「このチャンスをロシアにつなげられるメンバーとして期待している」と、五輪という“修羅場”を経験して成長し、その経験をロシアW杯につなげてほしいとメッセージを送った。

(取材・文 折戸岳彦)

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