ナイジェリア戦は4-3-3採用示唆 手倉森監督「変えたらすいません」
リオデジャネイロ五輪日本代表は2日、4日(日本時間5日)に行われる初戦ナイジェリア戦に向けてトレーニングを行った。練習前に霜田正浩ナショナルテクニカルダイレクターからFW久保裕也(ヤングボーイズ)の招集断念、FW鈴木武蔵(新潟)の五輪メンバー入り、FWオナイウ阿道(千葉)のバックアップメンバー選出が伝えられた。バックアップメンバーのGK杉本大地(徳島)が前日の練習中に負傷したため(離脱はなく痛みが取れ次第復帰)、この日は20人がピッチ上で汗を流した。
ランニング後に3人1組でボール回しを行ったフィールドプレーヤーは、ビブスありとビブスなしに分かれてボール回しを行い、MF遠藤航(浦和)をアンカーに据えた4-3-3を採用したフォーメーション練習に移行。その後はハーフコートを使ったゲーム形式の練習を行い、セットプレーの確認、最後にシュート練習をこなして約1時間半のトレーニングを終えた。
■4-3-3フォーメーション練習並び
興梠
中島 浅野 南野
鈴木 野津田
大島 矢島
井手口 原川
遠藤
藤春 植田 塩谷 室屋
亀川 岩波 中谷
練習後に取材に応じた手倉森誠監督は、招集断念となった久保を「無念だろう」と気遣うと、直接連絡を取ったことを明かした。「『日本代表として17人で大会に入っていくわけにはいかない』と話をしたときに、『A代表を目指すところにモチベーションを持っていきたい』という話と、『この世代で目標にしてきて勝ち取った五輪に出られない』と話したときに、『大丈夫です。東京(五輪)で出ます』という話だった。頼もしいなと思いました」。
そして「一戦目の入り方はあれでいきます。耐えて守って、鋭く攻撃する。もう一つは時間を使うことができればいい。そのためのシステムを今日は試した。変えたらすいません(笑)」と4-3-3でナイジェリア戦に臨むことを示唆。「我々は強いチームではなく、強くなりたいチームだという姿勢で入っていきたい」と初戦に照準を合わせて調整を進める。
(取材・文 折戸岳彦)
●リオデジャネイロ五輪特集
ランニング後に3人1組でボール回しを行ったフィールドプレーヤーは、ビブスありとビブスなしに分かれてボール回しを行い、MF遠藤航(浦和)をアンカーに据えた4-3-3を採用したフォーメーション練習に移行。その後はハーフコートを使ったゲーム形式の練習を行い、セットプレーの確認、最後にシュート練習をこなして約1時間半のトレーニングを終えた。
■4-3-3フォーメーション練習並び
興梠
中島 浅野 南野
鈴木 野津田
大島 矢島
井手口 原川
遠藤
藤春 植田 塩谷 室屋
亀川 岩波 中谷
練習後に取材に応じた手倉森誠監督は、招集断念となった久保を「無念だろう」と気遣うと、直接連絡を取ったことを明かした。「『日本代表として17人で大会に入っていくわけにはいかない』と話をしたときに、『A代表を目指すところにモチベーションを持っていきたい』という話と、『この世代で目標にしてきて勝ち取った五輪に出られない』と話したときに、『大丈夫です。東京(五輪)で出ます』という話だった。頼もしいなと思いました」。
そして「一戦目の入り方はあれでいきます。耐えて守って、鋭く攻撃する。もう一つは時間を使うことができればいい。そのためのシステムを今日は試した。変えたらすいません(笑)」と4-3-3でナイジェリア戦に臨むことを示唆。「我々は強いチームではなく、強くなりたいチームだという姿勢で入っていきたい」と初戦に照準を合わせて調整を進める。
(取材・文 折戸岳彦)
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