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会見15分前に悪い知らせ…槙野負傷も招集のハリル「ダメだったときは」

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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は25日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、9月1日のW杯アジア最終予選・UAE戦(埼玉)、6日の同タイ戦(バンコク)に臨む日本代表メンバー24人を発表した。

 午後3時開始予定の記者会見が5分ほど遅れて始まったのは、その影響だったのだろうか。ハリルホジッチ監督は会見の冒頭に「15分前に良くないニュースを受け取った。リストに載っていた、ある選手がケガをしたという情報だ」と、メンバー発表直前に負傷者の情報が飛び込んできたことを明かした。

 ケガをしたという選手はDF槙野智章(浦和)で、「(クラブで)検査をしたが、その結果が良くなかったということだった」と説明。ただ、この日発表した24人のリストには槙野の名前を残したままで、28日に始まる代表合宿で代表のメディカルスタッフの診断を受けてから、チームを離脱するかどうかを判断するという。

 その場合、追加招集となる選手はすでに頭の中にあるようで、「槙野がダメだったときはすぐに呼べる準備もしてある。槙野はパフォーマンスが良くなってきたところだったのでちょっと残念だが、こういうことはよくある」と動揺しなかった。

 槙野はクラブを通じて「ケガの状況によりどのようになるか分かりませんが、日の丸を背負う責任と誇りを持って、勝利に貢献できるようにがんばりたいと思っています」とコメントしている。

(取材・文 西山紘平)

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