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本田、100キャップ到達の長谷部に「彼しか日本代表のキャプテンは務まらない」

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 身近にいるからこそ、その偉大さは身に染みて分かっている。1日のUAE戦(1-2)で国際Aマッチ通算100試合出場を果たした日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)に対し、FW本田圭佑(ミラン)は「彼しか日本代表のキャプテンは務まらない」とあらためて全幅の信頼を寄せた。

 32歳の長谷部に対し、本田は30歳。学年では3つ上にあたる。長谷部はジーコ監督時代の06年1月にA代表初招集。遅れること約10か月、本田はオシム監督時代の06年11月に日本代表に初招集され、UAE戦が通算81試合目の出場だった。

「長く一緒にプレーさせてもらっているし、それはすごく光栄なこと。マコ(長谷部)から学ぶこともあるし、代表デビューしたときからずっと一緒で、最初に僕が緊張していたときに声をかけてくれたのも彼だった」

 約10年前のことを懐かしそうに振り返る本田。その後、10年南アフリカ杯直前に代表のキャプテンに任命された長谷部は、監督が岡田武史からアルベルト・ザッケローニ、ハビエル・アギーレ、そしてバヒド・ハリルホジッチと代わっても、変わらずその重責を担い続けてきた。

「彼しか日本代表のキャプテンは務まらない。それぐらい代表における影響力は日々増している。彼のすごさをあらためて今回の100試合で感じている」。約10年にわたってともに戦ってきた戦友の金字塔に心から敬意を表した。

(取材・文 西山紘平)

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